6-1 おらが村 つくで(1) (記念誌86)
朝から晴れる予報だったと思いましたが、雲に覆われた空そして雨模様の天候でした。
徐々に雲が切れ、晴れて暑い日になりました。
今日も“夏の一日”でした。
記念誌『つくで −のぼとけが見つめた80年』(1986年11月発行)からです。
********
大きな顔して自慢します。おらが村 つくで
植物の宝庫
作手村は、素晴らしい自然に恵まれ、動植物の宝庫となっている。植物については、標高600m以上の高さの菅沼・守義などでは、寒い地方の植物が数多く見られ、ブナ・トチ・ヤマハンノキなどの木や、ゴマナ・ホソバノヤマハハコ・ミヤマセントウソウなどの草がある。本宮山を中心とした南のほうの山にはエゾスミレ・ハンカイソウ・ミカエリソウなど珍らしい植物が見られる。標高400〜600mぐらいの高さの湿原には、ツクデマアザミ・ヒロハノコジュズスゲ・ミカワイヌノヒゲなどが見られる。標高400m以下の巴川や島田川に沿った谷あいには、温かい地方の植物が自生している。村内では約1,700種の植物の種類があって、その中には30種類にものぼる珍らしい植物が見られる。こんなにたくさんの植物が自生し、多くの種類の植物が見られるところは全国的に珍らしい。 ********
注1) 記念誌『つくで』の記事は〈タグ「記念誌」〉で
注2) これまで、“作手村の植物”について、次の記事を掲載しています。
◇作手村の自然(1) (つくで百話 最終篇)(2020/12/05 集団「Emication」)
◇作手村の自然(2) (つくで百話 最終篇)(2020/12/08 集団「Emication」)
◇作手村の自然(3) (つくで百話 最終篇)(2020/12/10 集団「Emication」)
◇1.(6) 植物と動物 - 村の植物 (わたしたちの村)(2021/05/31 集団「Emication」)
◇5(2-1)湿原に行こう (わたしたちの村つくで 改訂版)(2022/03/02 集団「Emication」)