集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

『子育てがぐっとラクになる「言葉がけ」のコツ』(島村華子・監修/てらいまき・漫画)

花0807。 用事があって出かけました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大で「BA.5対策強化宣言?」が発出されたことで、人出は…。  “感染症基本的な感染防止対策”をしっかりして出かけ、過ごしました。  以前、本書を監修している島村氏の本を読み、“子育ての言葉がけを教職員に知ってほしい”と思いました。  子育て中の新米父と新米母が、華子先生(島村氏)の教えを受けて“子育て”のようすを描いた『モンテッソーリ教育の研究者に学ぶ 子育てがぐっとラクになる「言葉がけ」のコツ』(KADOKAWA・刊)です。  本書を開きカバーのそでを見ると
 ちょっとした言葉がけの工夫や/発想の転換で/子育てはラクになる。/かけがえのない「今」を/子どもと一緒に楽しもう。
と、本書を手にした父・母に語りかけています。  目次に続いて、最初に「登場人物紹介」の1ページのマンガがあり、子育て中の新米父のユウと新米母のマコが、テーブルで華子先生と笑顔で語り合っており、テーブル前の床で2歳児のユララと3歳半のアララが人形を手に声をあげて遊んでいます。  2歳と3歳半の子に、どのように“言葉がけ”をしていくのか…。  出版社の図書紹介は、
 「言葉がけ」を変えるだけで、こんなにも子どもの反応は変わる!  「子どもの教育は家庭から」と言われるが、自分の言葉がけで合っているの…?  そんな親の不安に、ベストセラー『自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方』の著者が「モンテッソーリ教育」「レッジョ・エミリア教育」の考え方からアドバイス。  「言葉がけ」を変えるだけで、こんなにも子どもの反応は変わる!  これからの時代に必要不可欠なジェンダー教育も視野に入れた今後のスタンダードとなりうる子育てコミックエッセイ。
と述べています。  はじめにで、「」と「」、そして「子育て」が説明されますが、“ラクになりたい”と願って本書を手にした方には、分かりにくさがあるかもしれません。  そういう方は、第1章から先に読むことをお勧めします。マンガで子育ての場面が描かれ、「こういう時、あるある…」と分かりやすく、試してみたくなるでしょう。  第1章からは、子育ての困り感(場面)、華子先生の助言と説明、そして実際に試したようす(場面)が3ページのマンガで描かれます。ここを読んで、「これならできそう。やってみよう。」と、意識が変わっていけそうですが、続く1ページにある華子先生の解説(文)で理解納得ができます。  子育て中のみなさんが、お子さんと一緒に楽しめようになる言葉がけです。合わせて、本書も教職員の皆さんに読んでいただきたい内容(言葉がけと意識)です。  みなさんにお薦めの一冊です。  マンガを省いた読書メモより。
○ 華子先生に教えてもらった「言葉がけ」で子どもの反応が変わるのも毎回感動がありました ○ 絵本を読むとね2ついいことがあるんです/1つ目は語彙力が高まること/2つ目は起承転結を考えられるようになること ○ でもまずは共感しておこう/そしてえーっと叱る前に考える3つ…/why(なぜだろう)/what(伝えたいメッセージは何か)/how(どう伝えよう・3文節) 9m ○ 裁判官じゃなくて探偵になる!これはすごい大事なのでは ○ 無理にほめたり大袈裟にほめたりする代わりに、パラレルトークがオススメです。 ○ 子どもへの期待値の見直し
   contents はじめに 第1章 いい親じゃなくても、いい。〜自分を認める〜 第2章 「ほめて伸ばす」がうまくできない。 〜いいほめ方と悪いほめ方〜 第3章 それって子どものワガママ? 〜子どもの理屈によりそう〜 第4章 子どもの「できる・できない」を親が知る 第5章 子どもの可能性を広げる、言葉がけのコツ 華子先生が教える 索引 おわりに
【関連】   ◇てらいまき| イラストレーター (@maaki888maaki)Twitter)   ◇『非認知能力を伸ばすおうちモンテッソーリ77のメニュー』(しののめモンテッソーリ子どもの家、中山芳一・監修)(2022/06/19 集団「Emication」)   ◇『自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方』(島村華子・著)(2021/01/14 集団「Emication」)   ◇『世界7大教育法に学ぶ才能あふれる子の育て方』(おおたとしまさ・著)(2019/10/29 集団「Emication」)   ◇愛知県新型コロナウイルス感染症対策サイト
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