集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

4-3 村史を彩ったひとびと(2) (記念誌86)

花0721。 青空で晴れの日、蒸し暑い一日でした。  夕方になって雨が降り出し、今夜は寝苦しそうです。  朝、道路が“空いている感じ”がしました。自動車の通行はいつもと変わらないようですが、自転車で登校する高校生の姿が少なく順調なのでしょう。  夏休みが始まったことを感じる朝でした。夕方は…。  記念誌『つくで −のぼとけが見つめた80年』(1986年11月発行)からです。 ********     村はまるごと おもしろグッズ   村史を彩ったひとびと 歌人政治家  原田紋右衛門直茂  慶応元年(1865)、守義村伍領の旧家原田紋十郎直正の三男として生まれました。少年時代、神童といわれ、12歳のとき和歌をよみはじめ、15歳のとき、“豊川年浪集”に掲載されました。 原田0721。 明治21年菅沼村外3か村戸長になったのをはじめとして村長、郡会議員をへて、同25年若冠27歳で県議会議員に当選しています。とくに和歌を通して天下に名声をはせた直茂は、明治25年石丸忠胤撰になる“明治百人一首”にも入っています。歌道に精進するかたわら、国史国学の研究に没頭するなど、文化人政治家として作手村の発展に大きな足跡を残して、昭和3年天寿を終えています。 ********  注1) 『つくで百話』の「村の起原と人物」で、『◇「歌人政冶家 原田紋右衛門直茂」(つくで百話)』(2019/05/15)を掲載しています。  注2) 小学生向け郷土読本『わたしたちの村 つくで』の「作手村のうつりかわり」で、原田紋右衛門氏について『◇地域の発展につくした人 1 (わたしたちの村つくで 改訂版)』(2022/05/17)を掲載しています。  注3) 記念誌『つくで』の記事は〈タグ「記念誌」〉で  注4) 作手地区の昔話を集録した冊子「つくでの昔ばなし」をつくでの昔ばなしに掲載しています。