授業参観。 『「目標が持てない時代」のキャリアデザイン』(片岡裕司 他・著)
朝から雨の降り出しそうな天候でしたが、午前中は曇りで過ぎました。
今日は、作手小学校と作手中学校の「共育の日」で、授業公開と行事(つくでっ子元気事業)が行われました。
授業公開の案内を、学校運営協議会委員へいただき、小学校そして中学校の順に、子供達の授業・活動を参観しました。
元気に楽しそうに学び活動していました。ありがとうございました。
「自分のキャリアはこのままでいいのか?」
そんな迷いを抱いたことはありませんか。
“人生100年時代”、“目標喪失時代”、“新型コロナショック”におけるキャリアデザインを考えようと『「目標が持てない時代」のキャリアデザイン 限界を突破する4つのステップ』(日本経済新聞出版・刊)を手にしました。
はじめにで、
○ 働き方が激変する時代の特性と、これまでのキャリアを考える方法論がフィットしていない ○ 働き方の大きな節目がやってきた ○ 新しい目標を自分自身で生み出せる時代に変わると、これまでのキャリアデザインでは対応できない時代になっていることを述べ、そこを超えていく“4つのステップ”を示しています。
[ステップ1] キャリアの目的(パーパス)を育てる [ステップ2] 体質改善に取り組む [ステップ3] 目標をたくさんつくる [ステップ4] キャリアを楽しく実践するキャリアデザインの変化について、さまざまな見方があるでしょう。例えば、
○ 経済構造が急激に変化し、将来の保証が難しいVUCA(不安定・不確実・複雑・曖昧)時代となった。 ○ 終身雇用や年功序列などの日本的雇用慣行が崩壊し、成果主義となった。 ○ 即戦力となる中途人材の採用が当たり前となり、人材の流動性が高まった。 ○ 生産性の向上という視点から従業員のモチベーションやエンゲージメントが重要視されるようになった。 ○ 自ら考え主体的に行動する「自律型人材」が求められるようになった。 ○ 働き方や労働への価値観が多様化した。 ○ 転職が当たり前となり、自己実現のために「なぜ働くのか」「どう働くのか」が見直されている。これまで“当たり前”と考えていた目標が失われていくのかもしれませんが、それと同時に、“新しい目標を自分自身で生み出せる時代”に変わっていくのであり、チャンスを得ているのです。 それを“チャンス”にするステップのトレーニングとケーススタディが述べられています。 “今という時代”そして“自分のキャリア”に迷いをもっているあなた、本書でキャリアデザインを考えてみませんか。
目次 はじめに 理論編 序章 目標喪失時代のリアル 第1章 限界突破に向けた4つのステップ トレーニング編 第2章 キャリアの目的(パーパス)を育てる 第3章 体質改善に取り組む 第4章 目標をたくさんつくる 第5章 キャリアを楽しく実験する 企業内実践編 第6章 人事の果たす新たな役割 展望編 終章 限界を突破し、想像以上の自分になれる時代へ おわりに 主要参考文献【関連】 ◇ジェイフィールの想い(J.Feel)