『辛酸なめ子の独断! 流行大全』(辛酸なめ子・著)
天気のよい一日でした。
育苗ポットの「はるかのひまわり(奇跡のひまわり)」が大きくなってきたので、花壇に数本を移しました。
大きく育ち、綺麗な花を咲かせてくれることを楽しみにしています。
訪問した図書館の書架にあった『辛酸なめ子の独断! 流行大全(中公新書ラクレ)です。これまで著者の本を読んでいないと思いますが,名前は知り,ネット記事を読んだことがあります。
本書は,読売新聞夕刊のコラムを書籍化されたもので,2014年から2021年の記事(?)から250話が掲載されています。
各話はイラストを添えて述べられており,最後に「なめ子のもう一言」があり,見開きになっています。文体と文量は読みやすく,気になる項目(言葉・テーマ)を選んで,どこからでも読むことができます。
現代人にとって情報欲は食欲や性欲,睡眠欲に次ぐくらいの,重要な位置を占めているのかもしれません。これからも,できるだけポジティブになれる情報を探していきたいです。新型コロナウイルス感染症による”影響”のためか,初めの2014年の言葉が,“とても昔のこと”のように感じましたが,著者の視点・切り口は「なるほど」でした。 新型コロナウイルス感染症の拡がりで,“マスクが日常”となりましたが,2014年に「004 伊達マスク」を話題にし,そのマスクは「増税時代の必須アイテム」とまとめています。 同じ2014年に「008 ソーセージパン男子」がありました。初めて聞いた言葉です。どんな男の子?…… 取り上げている言葉(項目)のほとんどは,耳にしたことがありますが,「こんな言葉。事柄あった?」という言葉に,その頃のアンテナや感覚の鈍さを感じました。まず,そのような言葉(項目)から読み始めました。 時代のキーワード250語(言葉・項目)から,気になるものを選んで,どこからでも楽しめます。 大人の人は,キーワードから「こんなことがあった」を思い出しながら,子供は,キーワードから「こんなことかな」と予想しながら読んではいかがですか。
目次 まえがき 2014 2015 ・・・ 2020 2021 なめ子の2022 大予想【関連】 ◇nameko (@godblessnameko)(Twitter) ◇辛酸なめ子オフィシャルブログ「なめ子星雲」 ◇popstyleブログ(読売新聞オンライン)