5(3-4) 作手村に多く見られる広葉樹 (わたしたちの村つくで 改訂版)
天気の良い日が続き,暖かい一日でした。
よい天気とともに,花粉の飛散も増えてきています。くしゃみや鼻水といった体調変化,そして室内への侵入や堆積(?),ちょと困っています。
郷土読本『わたしたちの村 つくで』(2004新改訂版発行)の「5 作手村の自然」からです。
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3 作手村の植物
森林の樹木
作手村に多く見られる広葉樹
4月の終わりごろ,作手の山は所々あざやかな黄緑色のわか葉につつまれます。また,11月には,黄色や茶色に色づきます。みねこさんは作手にはどんな広葉樹が多いか調ベました。
作手高原の山で最もよく見られる広葉樹は,コナラです。秋にはドングリの実をつけます。山菜の「トウダイの芽」として知られるコシアブラも,作手を代表する高木です。山地のややかんそうした所に生えています。
ヒノキ林によく見られる低木には,ややかんそうした所を好むシロモジやコアジサイがあります。スギが育つのにてきしたしめり気の多い所には,タマアジサイやヤマアジサイが多く見られます。竜頭山や文殊山,菅沼のおくには,作手ではめずらしいブナが生えています。標高の低い大和田のあたりでは,あたたかい場所を好むアラカシやツブラジイ,ヤブニッケイなどが見られます。
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注)これまでの記事は〈タグ「新わたしたちの村」〉で
注2)郷土副読本は,小学3,4年生に向けて「ふりがな・るび」がたくさん付いていますが,掲載にあたっては省いています。
注3)多くの写真や図版が載っていますが,すべてを紹介(掲載)していません。ご了承ください。