集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

今,子供達に… (もしも校長だったら)

花1224。 まだ寒波の訪れはなく,天気がよく穏やかで暖かい一日でした。  昨日,県内の小中学校は2学期の終業式・最終日を終え,冬休みが始まっています。  2学期は,新型コロナウイルス感染症に落ち着きがみられ,子供達の学習,活動への制限が緩められ,より元気に過ごすことができ,“新しい学校生活”が日常となってきたことでしょう。  そうした中で,冬休み(長期休業)を迎える子供達に,担任・学年・学校は“何を伝え”たでしょうか。保護者の皆さん,お子さんは“何を持ち帰り”ましたか。  4か月間に身についたこと…  友達と成し遂げたこと…  仲間との約束…  次に向けた願い…  そのことを,帰宅したお子さんは,どのように語りましたか。  そして,担任・学年・学校は,どのように伝えてくれましたか。  冬休みは,クリスマスから年末,そして新年と“いつもと違う特別なこと”の多い期間です。  社会のようすや生活習慣が変わってきていますが,そこに,日本の「伝統」や「風習」が色濃く表れています。  子供達には,“そのこと”に目を向け,考え,そこから“これからのこと”を考える機会をもってほしいと思います。  お子さんは,その機会が持てているでしょうか。  GIGAスクール構想により一人1台端末が整備されました。冬休みは,それを家庭で活用しています。  クラウドに「冬の写真館」を用意し,そこに2種の写真掲示(提出)することを課題にします。  その写真は「年末の風景」と「年のはじめ」の2種とします。そのテーマだけでよいでしょうが,「もの」とか「」など条件を入れたり,さらに「笑顔で」「複数で」など加えるのもよいかもしれません。  どこで撮るのか,どのように撮るのか,何に注目したのか,そこに見たものは…  話題が広がります。  クリスマスに関わる古い話題があります。  それは“ニューヨークの日刊紙「The Sun」の1897年9月21日付け社説”です。ご存じですか。    ◇Is There A Santa Claus?(原文;Ronshi)    ◇「サンタクロースはいるんだ」 Yes, Virginia, There is a Santa Claus(日本語;Ronshi)  子供に語りかける社説は,分かりやすい表現で書かれています。中学生はもちろん,英語学習をしている小学校にも,「どう思う?」と原文を与えたら,考えることがたくさんあるのではないでしょうか。   【関連】◇子どもの夢をつなぐ、完璧なサンタ見解とは(2017/12/24 ウェザーニュース)  そして,クリスマス・聖夜にサンタクロースは,どのように世界を回っているのでしょう。    ◇Official NORAD Santa Tracker    ◇NORAD Tracks SantaYouTube)  サンタクロースを追って,その訪問国や行程をみると…。  「プレゼントに○○をもらった」と素直に喜ぶ子供が,それとは違う“考えること”を与えるのは,教育の役割だと思います。  もう一つ,1988年の大晦日,FM放送で朗読された小説を,子供達は知っているでしょうか。    ◇小説『一杯のかけそば』(2017/12/26 集団「Emication」)    ◇『一杯のかけそば』(解説付き)(Ronshi)  この“出来過ぎた実話”から,子供達は何を感じ,考えるでしょう。  そして,創作の意欲を育む“先生の言葉”は…。  子供達が,「クリスマス」を検索して出会うかもしれない曲,動画の話題です。  そうした曲の一つ「HAPPY XMAS (WAR IS OVER)」(John & Yoko)です。この曲が発表されて50年になります。  下の動画には年齢制限(視聴制限)が付けられており,子供達は見るのを止めるでしょう。  ですが,ぜひ親子でご覧になり,話をしてみたい曲,動画です。“戦争(WAR IS OVER)”を深く考える機会が得られます。    ◇HAPPY XMAS (WAR IS OVER). (Ultimate Mix, 2020) John & Yoko Plastic Ono Band + Harlem Community ChoirYouTube
 こちらの動画「Happy Christmas(War is over) 2021」は,クリスマスの雰囲気いっぱいです。  映像を楽しみ,歌詞を味わってください。
【参考】   《検索》 もしも校長だったら(集団「Emication」)