2(2-6) ゆうきさんの研究 −花作り− (わたしたちの村つくで 改訂版)
霜の白さが目立つ,気温の低い朝でした。
出かける頃になっても,外気温は0度でした。
晴れた日になりましたが,まだ体が寒さに慣れず,“寒い日”のままでした。
先日(11/22)のEテレ0655で「あれっ」と思った場面がありました。
「日めくりアニメ」のコーナーで,めくった日めくりにあった付箋を見た男性が「どっちに行く?」と奥にいるだろう人に声をかけました。
返事の声に「あれっ」と思いました。
番組が“工夫”したのか…。
自分の“思い込み”なのか…。
郷土読本『わたしたちの村 つくで』(2004新改訂版発行)の「2 わたしたちのくらしと働く人々」からです。
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2 村で働く人々
作手村の農業
ゆうきさんの研究 −花作り−
ゆうきさんは,JAの倉庫の前で,たくさんの花をトラックに積んでいるのを見かけました。この花がどこで作られているのか疑問に思ったゆうきさんは,花作り農家について調べてみることにしました。
ビニルハウスに近づくと,とてもいいかおりがしてきました。中をのぞいてみると,ラペンダーがずらっとならんでいました。このハウスの中には,春,夏,秋,冬とどの季節にも9万鉢もの花があるそうです。 ********
注)これまでの記事は〈タグ「新わたしたちの村」〉で
注2)郷土副読本は,小学3,4年生に向けて「ふりがな・るび」がたくさん付いていますが,掲載にあたっては省いています。
注3)多くの写真や図版が載っていますが,すべてを紹介(掲載)していません。ご了承ください。
ラペンダーを作り始めたのは 作手では,今まで,ポットマムというキクを中心に作ってきました。しかし,その花は出荷までの期間が短く,作業を集中してやらなくてはなりません。ラペンダーは,作業が楽で,作手のすずしい気候に合っていることが分かりました。そこで,8年ほど前から作るようになったんです。