集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

2(1-6) 村内にあるしせつ (わたしたちの村つくで 改訂版)

紅葉1116。 晴れた一日でした。  秋の深まりとともに,木々の葉が色づくとともに,落ち葉が目立つようになりました。片づけが間に合わない感じです。  秋を楽しみ,秋に悩まされるこの頃です。  郷土読本『わたしたちの村 つくで』(2004新改訂版発行)の「2 わたしたちのくらしと働く人々」からです。 ********     1 みんなが利用するしせつ     村内にあるしせつ  朝の会のスピーチで,あさひさんは道の駅「つくで手作り村」に行ったことを話しました。  「ぼくは,手作り村の『とんちん館』で,ガラス工芸を体験してきました。コップにイルカの絵が浮き出てきました。そこには木工品や料理を作る部屋もありました。びっくりしたのは,観光客の人たちがいっぱい来ていたことです。」
手作り村1116。
 手作り村は,2001年(平成13年)7月に完成した道の駅です。作手村の野菜の直売や,みやげ品を売っている「山家市」のオープン後,次々としせつができあがりました。  ももこさんは,さっそく休日を利用して手作り村の見学をし,次のようにまとめました。
手作り村1116。
==============   おもなしせつ事務所   手作り村の点けんやみなさんにいろいろなことを知らせています。 ○とんちん館   木エ,ガラス細工,いなか料理の教室などをやっています。 ○勇気工房   とうふ,みそ,もちなど作手の名物を作ったり,売ったりしています。 ○ふれあい広場   お花畑があって,いろいろなイペントが開かれます。 ○みのり館   やさいのもぎ取りや花のよせ植えをやってみることができます。 ==============   事務所の人の話  お店や体験するしせつはこれで完成しました。これから,さらに山手にいろいろなものを作り上げていくよていです。   とんちん館のおばさんの話  ただの木なのに,くふうの仕方で生き返るわね。このテーブルもすてきでしょ。作る人の発想がいいのよね。   新城から来たお客さんの話  おばさんたちね,この豆乳を飲んだら,お肌がすべすべになっちやってね。いいわよね,こういうとこ。もっと近くにあればいつも来るのにね。   とうふ屋のおじさんの話  このとうふ,ちょっと食べてみて。何もつけなくてもおいしいでしょう。これは,最高の大豆を使っているからね。作手の土地で作ると少し小ぶりだけど,やっぱりとうふにはこの豆が一番だよ。あとは豆を冷やす時間や温度,にがりの質も大事だね。最高のとうふを作るには手間がかかるけど,ていねいな仕事をすることだね。 ============== ********  注)これまでの記事は〈タグ「新わたしたちの村」〉で  注2)郷土副読本は,小学3,4年生に向けて「ふりがな・るび」がたくさん付いていますが,掲載にあたっては省いています。  注3)多くの写真や図版が載っていますが,すべてを紹介(掲載)していません。ご了承ください。