2(1-6) 村内にあるしせつ (わたしたちの村つくで 改訂版)
晴れた一日でした。
秋の深まりとともに,木々の葉が色づくとともに,落ち葉が目立つようになりました。片づけが間に合わない感じです。
秋を楽しみ,秋に悩まされるこの頃です。
郷土読本『わたしたちの村 つくで』(2004新改訂版発行)の「2 わたしたちのくらしと働く人々」からです。
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1 みんなが利用するしせつ
村内にあるしせつ
朝の会のスピーチで,あさひさんは道の駅「つくで手作り村」に行ったことを話しました。
「ぼくは,手作り村の『とんちん館』で,ガラス工芸を体験してきました。コップにイルカの絵が浮き出てきました。そこには木工品や料理を作る部屋もありました。びっくりしたのは,観光客の人たちがいっぱい来ていたことです。」 手作り村は,2001年(平成13年)7月に完成した道の駅です。作手村の野菜の直売や,みやげ品を売っている「山家市」のオープン後,次々としせつができあがりました。
ももこさんは,さっそく休日を利用して手作り村の見学をし,次のようにまとめました。
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おもなしせつ
○事務所
手作り村の点けんやみなさんにいろいろなことを知らせています。
○とんちん館
木エ,ガラス細工,いなか料理の教室などをやっています。
○勇気工房
とうふ,みそ,もちなど作手の名物を作ったり,売ったりしています。
○ふれあい広場
お花畑があって,いろいろなイペントが開かれます。
○みのり館
やさいのもぎ取りや花のよせ植えをやってみることができます。
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事務所の人の話
お店や体験するしせつはこれで完成しました。これから,さらに山手にいろいろなものを作り上げていくよていです。
とんちん館のおばさんの話
ただの木なのに,くふうの仕方で生き返るわね。このテーブルもすてきでしょ。作る人の発想がいいのよね。
新城から来たお客さんの話
おばさんたちね,この豆乳を飲んだら,お肌がすべすべになっちやってね。いいわよね,こういうとこ。もっと近くにあればいつも来るのにね。
とうふ屋のおじさんの話
このとうふ,ちょっと食べてみて。何もつけなくてもおいしいでしょう。これは,最高の大豆を使っているからね。作手の土地で作ると少し小ぶりだけど,やっぱりとうふにはこの豆が一番だよ。あとは豆を冷やす時間や温度,にがりの質も大事だね。最高のとうふを作るには手間がかかるけど,ていねいな仕事をすることだね。
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注)これまでの記事は〈タグ「新わたしたちの村」〉で
注2)郷土副読本は,小学3,4年生に向けて「ふりがな・るび」がたくさん付いていますが,掲載にあたっては省いています。
注3)多くの写真や図版が載っていますが,すべてを紹介(掲載)していません。ご了承ください。