集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

総裁選…。 4.(6-3) 交通と通信 (わたしたちの村)

はがき0918。 雨の一日でした。台風14号の影響を心配しましたが,それほどではありませんでした。  テレビや新聞が自民党総裁を大きく扱い,立候補者が登場しています。新型コロナ禍であり,地方遊説や街頭演説は中止される,9月29日の投票・投開に向け,“選挙の顔”選びがメディアでヒートアップしていくことでしょう。  近づく衆議院選挙に向け,野党の“政策”も発表されているようですが,自民党の“顔選び”に隠れてしまっています。  日本の政治は,どこに向かっていくのでしょう。  郷土読本『わたしたちの村 つくで』(1995・平成7年 改定発行)の「四、住みよい村づくり」からです。 ********     (六) 交通と通信    4 村の郵便局  わたしたちの村には,高里郵便局と大和田郵便局の2つがあって,みんなで17名の人が働いています。 郵便局0918。 以前には,守義にも郵便局がありましたが,1982(昭和57)年に,合理化のために廃止されました。  郵便局では,次のしごとをしています。
1.村の人が出す手紙や小包をうけつけて,あて先へ送る。 2.村の人へきた手紙や小包を,それぞれの家へくばる。 3.貯金をあずかったり,はらいもどしたりする。 4.かんい保険にはいっている人から,お金を集めたり,保険金をはらったりする。 5.現金を送るかわりに,為替のしごとをする。 6.電報をうけつけて,日本電信電話株式会社(NTT)へ知らせる。 7.年金のしはらいをする。
   5 電報と電話  電話のなかったころ,急いで知らせなくてはならないことは,わざわざ郵便局まで行って,電報で知らせました。しかし,今では,電話で電報がうてるようになったので,たいへん便利になりました。  わたしたちの村では,1932(昭和7)年に,初めて役場に電話がおかれました。つづいて,農協や森林組合などにもおかれました。そのうち,しだいに電話をひく家がふえてきて,1973(昭和48)年には,作手村全部で,150台になりました。また,この年に,電話が自動化され,郵便局の交換手を呼ばなくても,ダイヤルをまわせば,すぐに相手の人と話し合いができるようになりました。  今では,電話機も改良されて,るす番電話やコードレス電話などを入れる家もあります。また,役場や会社・商店などでは,文字や図形を送ることができる電話ファクシミリを入れています。
電信0918。
********  注)これまでの記事は〈タグ「わたしたちの村」〉で  注2)郷土副読本は,小学3,4年生に向けて「ふりがな・るび」がたくさん付いていますが,掲載にあたっては省いています。  注3)多くの写真や図版が載っていますが,すべてを紹介(掲載)していません。ご了承ください。 【関連】   ◇総裁選2021自由民主党