3.(3-1) 工業のあらまし （わたしたちの村）
雨の一日でした。午後，当地では小降りとなり，窓を開けて過ごすことができました。
ニュースで，各地の“大雨特別警報”発表が流れ，被害が伝えられています。
「これまでに経験したことのないような大雨となって…」「命を守るために最善を尽くさなければならない状況で…」と繰り返し警戒を呼びかけています。
注意して過ごしましょう。
郷土読本『わたしたちの村 つくで』（1995・平成7年 改定発行）の「三、作手村の産業」からです。
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（三） のびゆく工業
１ 工業のあらまし
わたしたちの村では，1960（昭和35）年ごろまで，村の豊かな森林を利用した製材工場がいくつかありました。しかし，林業がふるわなくなるにつれて，その数はへっていき，今では保永に一つしか残っていません。
若い人たちが町に働きに出てしまい，人口がへっていきました。また，村の人も，豊かになった生活を続けるためのお金が必要になってきました。
そこで村では，働く場所を作るため，作手村に工場を建ててくれるように，働きかけました。
そのころ，田が整理され，大きな農業機械が使われるようになると，農作業にかかる人手が少なくてもいいようになりました。このため，今まで農業をしていた人も，工場で働くこどができるようになり，村では工場の誘致を，ますますさかんにしていきました。そして，1980年代に入ると工業生産高は農業を追いこし，作手村の重要な産業となりました。
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注）これまでの記事は〈タグ「わたしたちの村」〉で
注2）郷土副読本は，小学3，4年生に向けて「ふりがな・るび」がたくさん付いていますが，掲載にあたっては省いています。
注3）多くの写真や図版が載っていますが，すべてを紹介（掲載）していません。ご了承ください。
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