地域学習副読本『わたしたちの村 つくで』
青空の綺麗な一日でした。風が爽やかで,暑さを感じる気候ではありませんでした。
作手村では1974(昭和49)年3月に“郷土読本『わたしたちの村つくで』”が発刊されました。形式は,説明タイプで構成されています。
その後の村のようすや社会的条件が大きく変わり,それに合わせた改訂が行われました。
1991(平成3)年・全面改訂,1995(平成7)年・改訂はA6版,2004(平成16)年・新訂版はB5版で発行されています。新訂版は,それまでの縦書きから横書きなり,登場する子供達と一緒に学ぶ形式になっています。
“昔のつくで”を記録として,1995(平成7)年の冊子から紹介していきます。
最初は,郷土読本『わたしたちの村 つくで』(1995・平成7年 改定発行)の「一、自然のようす」からです。
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(1) 作手村の位置
わたしたちの村は,愛知県の東部にあります。まわりを600メートルから700メートルの山にかこまれた標高500メートルほどの高原の村です。
南北18.5キロメートル,東西13キロメートルで,広さは117.0平方キロメートルあります。
作手村のほぼ中央にある役場は,北緯三四度五九分,東経一三七度二五分に位置しています。
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作手村は,2005(平成17)年10月1日に,新城市,鳳来町との新設合併によって「新城市」となりました。東西約29.5キロメートル,南北約27.3キロメートルで,広さ499.23平方キロメートル(県内2番目)の地域です。
注)『作手の名勝と史跡めぐり』の記事は〈タグ「史跡めぐり」〉で
注)『つくで百話 最終篇』の記事は〈タグ「つくで百話最終篇」〉で
注)『続 つくで百話』の記事は〈タグ「続つくで百話」〉で
注)『つくで百話』の記事は〈タグ「つくで百話」〉で
(写真;麦秋)
午前中,キャリコンサルタントの勉強会で,以前にあった交流分析の続きでした。
「ストローク」や「禁止令」は,教育や子育てにおいて“心得ている”か“いない”かで,子の成長に大きな違いがあります。
講師の話に,いろいろ思いました。
後半の情報交換では,“新しいアイデア”がいろいろ出てきました。今後が楽しみです。
ありがとうございました。
地域の歴史や自然を伝える冊子を掲載してきています。この記事からは,小学生向け副読本『わたしたちの村 つくで』を紹介します。
小学校3・4年の社会科では,「自分の住んでいる地域」について学習(地域学習)します。
教科書に載っているのは,見本となる地域の事例ですので,多くの自治体では,地域の教材を準備する必要があり,それを「地域副読本」として発行しています。○ 学習は,地域のことをより具体的に学び,社会の一員としての自覚を身に付け,地域愛を育むという大きな目的があります。 ○ 地域副読本の形式(種類)は,次のような種類があります。 ・説明タイプ…記述が中心で,イラストや図表,地図などの地域資料で構成されたもの。 ・資料タイプ…地域の写真や地図,年表等の資料に解説があり,そこから地域を読み解く工夫をしたもの。 ・作業タイプ…ワークシート形式のもので,児童が記入でき,見学などの際,活用しやすく工夫されたもの。 ・混合タイプ…上記で3タイプの良いところを取り上げたもので,汎用性において優れ,最も多い形式である。