集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

『職場のざんねんな人図鑑』(石川幹人・著)

花0517。 梅雨の蒸し暑さを感じる一日でした。  時折強く雨が降り,そのまま豪雨になるかと心配しまいたが,当地の雨量は多くはありませんでした。  話題になった『ざんねんないきもの事典』が思い浮かぶ言葉が題名にあった『職場のざんねんな人図鑑 〜やっかいなあの人の行動には、理由があった!』(技術評論社・刊)を読み(?)ました。  「仕事でつきある人の“あるある”を25属に体系化」と表紙裏(そで)に載せ,目次に25属が並びます。  新型コロナ禍で「職場に行かない…」「同僚に合わない…」という方も増えているかもしれませんが,働く人には“あるある”の姿・人が見つかると思います。  一つの「属」について
○ 名称(○○属) ・イラスト ○ 生態,生息地,天敵 ○ “あるある”な習性 (“あるある”な行動) ○ 生態の「なぜ」を読み解く ○ 自分が〜属だったら ○ 〜属とうまくつきあうには ○ 現代社会から考える
で説明されており,どの属からでも読むことができます。  それとは違って,最初のページにある「属名とイラスト,生態,生息地,天敵」を順に読んで,周囲の人を“観察”する楽しみ方もできます。  出版社の記事で,
 最近,『ざんねんないきもの事典』(高橋書店)という書籍が話題になりました。この「いきもの」は動物のことで,「ヤギは紙を出されるとつい食べてしまいおなかをこわす」(続編38ページ)とあり,「ヤギって頭悪くてざんねんだね」と笑えるかもしれません。しかし,「いきもの」を人間だと思えば,笑ってはいられません。「甘いケーキを出されるとつい食べてしまいメタボになる」というように,人間もヤギと大差ないのです。  動物と同じように「ざんねんな人間」が,私たちの職場によく見られます。動物のことを笑ってばかりいないで,周囲に目をこらしてみてください。そして,私たち自身のことを反省し,人間の行動や心理を理解できれば,職場環境も改善できるはずです。本書は,そうした理想を目指して編まれました。
と,著者について,著者が語り始めていました。  安易に「○○属」と分けられるほど,人は単純ではありませんが,出会った人・周りの人をステレオタイプ(Stereotype)にして楽しめる一冊です。  失礼しながら,楽しんじゃいましょう。
   目次 はじめに 01 アピール属 02 言い訳属 03 浮気属 04 運命属 05 お金稼ぎ属 06 怒りんぼ属 07 おせっかい属 08 おたく属 09 共感先行属 10 議論属 11 後悔属 12 ゴシップ属 13 サイコ属 14 先延ばし属 15 嫉妬属 16 しらけ属 17 大樹の陰属 18 ちらかし属 19 ナルシ属 20 人みしり属 21 不安抱え属 22 変心属 23 マウント属 24 見栄はり属 25 妄想属 おわりに
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