集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

『リト』(山元加津子・著)

花1027。 よい天候で,暖かい日でした。  出先から帰るとき,23度あった気温が帰宅すると13度でした。この時期,大きな気温差となりがちです。体調を整えて過ごしたいと思います。  「いい話の図書館」で21冊目の図書が届きました。図書は『リト』(モナ森出版・刊)です。  著者の山元加津子氏に初めて会ったのは,読書普及協会のイベントでした。養護学校(特別支援学校)の教諭で,子供達の素敵な話(作品)や活動を教えていただきました。  次は,地元の団体が招いた講演で,子供達の話,宮ぷー(宮田俊也氏)の話をたっぷり聞きました。  そして,もう一人の村上和雄氏は,『生命の暗号で知ってから,講演や図書で学ばせていただきました。  本に恋する小林店長は,ブックカバーに
 自費出版のこんも本は,私が信頼する方からの紹介で知りました。  人も,この世のあらゆるも生物も,「お金」を生み出さないと価値がないのか,「役に立たない」と生きられないのか,「かけがえのないもの」とは…  大変なことも,つらい日々も,「いつかくるいい日」のたまにあるのだと,今だからより強く心にひびきました。
とメッセージを載せています。  “リト”は,小さな犬の名前で,この本の主人公です。話の初めで
 リトはひとりぼっちで,まだリトと呼んでくれる人に出会っていませんでした。  みなさんは,なぜリトと呼んでくれる人にも出会っていないのに,自分の名前が「リト」だと知っているのか不思議に思うかもしれません。
と描かれている不思議な子犬が,“不思議な旅”に出かけます。  おじいさん,太った男,牛,おばあさん,黒猫,男,女の子,おじいさん犬,お嬢さん,ママオリー…  そして,ママの作るパンが…。 表紙1027。  子犬のリトが,出会った人達の“気づき”を引き出します。  その“気づき”は,物語を読んでいる自分の“気づき”かと思えてきます。  あなたの気づきは,誰と似ているでしょう。それとも,あなただけのものでしょうか。  その気づきは,「サムシング・グレート」から贈られたあなたへのメッセージです。  リトと一緒に,出掛けませんか。  読書メモ
○ 新型コロナのこの時期に,湧き上がるように書きたいと思って書き上げた「リト」というお話。この本はファンタジーという分野に入るのかもしれません。 ○ 「お前の道は,お前だけが知っている。本当にお前が進みたい道なら,ガシューダの大きな魂が望む道だよ」 ○ リトの頭の中は「役に立つ」という言葉と「役に立たない」という言葉でいっぱいでした。 ○ リト,前に“かけがえのないもの”の話をしたね。“かけがえのないもの”は,お互いにどんなふうになっても,大切な思える間柄だよ。 ○ 「ママ,流行り病いは,誰のせいで起きるの? パパは何も悪いことをしていないのに,どうして死ななくてはならなかったの? 誰のせいなの? 誰が悪いの?」 ○ 「イキイキ,ワクワク」する生き方こそが人生を成功に導いたり,幸せを感じたりするのに必要な遺伝子をONにするというのが,私の仮説なのです。 ○ 遺伝子にはONにしたほうがいい遺伝子とOFFにした方がいい遺伝子があるわけです。理想は悪い遺伝子をOFFにして,よい遺伝子をONにすることです。その秘訣は何かというと(略)
    もくじ リト  山元加津子サムシング・グレート」に感謝して生きる   −「リト」に寄せて−  村上和雄 あとがき
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