集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

『ものは言いよう』(ヨシタケシンスケ・著)

花1015。 今日は雨になるのかと思っていましたが,朝から天気が良く青空の広がる暑い日でした。  良い天気に誘われて散歩に出ました。  いつもは気付かずに通り過ぎてしまう草花や生き物に出会えました。  新鮮な発見のある一日でした。  図書館で見かけて『ものは言いよう白泉社・刊)を借りました。  絵本ではなく,ヨシタケシンスケ氏が自身を徹底分析した“完全読本”でした。  雑誌『『月刊MOE』で組まれた“ヨシタケシンスケ特集”に加筆修正し,書きおろしを加えた読本です。  出版社の説明に,
 数々の絵本賞を受賞している大人気絵本作家、ヨシタケシンスケ。その絵本創作の秘密がすべて詰まったインタビュー&イラスト集。 (略)イラストや、 スケッチ、アトリエ、本棚、お気に入りの本などの写真も満載。 ファンはもちろん、絵本を好きな人も楽しめる保存版の1冊です。
とある通りにイラストや写真で“描かれ”ており,ヨシタケシンスケ氏の作品を読んでいる方も,初めての方も,それぞれ楽しめる図書だと思います。  1章に「このさいヨシタケシンスケに聞いてみよう!100こくらい。のコーナー」が10ページあり,100個くらいの質問についてイラストと言葉で答えています。  老眼気味の目には,小さい文字が読みにくかったですが,楽しく読みました。
○ キャラクターづくりは楽しいですか?   →基本的にはみんな同じ顔なので(略) ○ アイデアはどんな画材で何にメモしていますか?   →0.3ミリのコピックのサインペンで(略) ○ 好きな場所は?   →ちょっとガタガタするマンホールの上。(略) ○ どんなときにどんなもので欲情しますか?   →どんな対象でも,どんな状況でも(略) ○ 幼少期,どんな子でしたか?   →こんな子でした。→(イラスト)
 自身のことを答えてみえるのですが,「ものは言いよう」を思う答えとイラストを楽しみました。  これまで読んだ絵本を読み返すと,違った思いがするように感じます。  何を読もうかな。  みなさん,ヨシタケシンスケさんの作品をいかがですか。  その作品の前に読みますか,後から読みますか。
   目次 1章 まるごとヨシタケシンスケ 2章 こんな絵本を描いています 3章 ヨシタケシンスケのひみつ 4章 ヨシタケシンスケの素 5章 代官山で本を買う 6章 絵本以外のしごとをやっています 7章 ヨシタケシンスケのことば
【関連】   ◇絵本のある暮らし 月刊MOE   ◇月刊MOE (@MOE_web)Twitter)   ◇月刊MOE(@moe_web)Instagram写真と動画) 【関連;これまで紹介した本・絵本】   ◇『いいね!』(さく・筒井ともみ/え・ヨシタケシンスケ)(2020/08/31 集団「Emication」)   ◇『つまんない つまんない』(ヨシタケシンスケ・著)(2020/08/28 集団「Emication」)   ◇『あるかしら書店』(ヨシタケシンスケ・著)(2020/07/28 集団「Emication」)   ◇『ころべばいいのに』(ヨシタケシンスケ・作)(2020/07/19 集団「Emication」)   ◇『思わず考えちゃう』(ヨシタケシンスケ・著)(2020/02/04 集団「Emication」)   ◇『りんごかもしれない』(ヨシタケシンスケ・作)(2018/06/28 集団「Emication」)