集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

『トリセツ・カラダ』(海堂尊・著)

サギソウ0808。 天気のよい日が続き,暑い一日でした。  今朝,○○の専門業者の方々がみえました。  大きく,繊細で,重量があるものを,狭い場所も気にせず,手際よく養生し…。  「さすがプロの仕事…。」と感心しました。  このような“専門の仕事”が引き継がれ,続いていくことで,暮らしが豊かになっていきます。  ありがとうございました。  先日,久しぶりに海堂尊氏の本を読んで,古い本を思い出しました。
 「カラダ地図」が描けますか?
 こう問われて,「大丈夫。自信がある。」と答えられそうですか。  それとも,「カラダ地図って何?」でしょうか。  サイズが小さいですが,下部に「カラダ地図 勉強前」の図があります。この体(カラダ)に,頭に脳,胴体に心臓や肺,腹部に胃や腸など,その地図(位置や大きさ)を表します。  カラダの中には,まだ他にもありそうですね。  描いてみましょう。  この話が『トリセツ・カラダ』(宝島社・刊)で述べられていました。  注) 現在は,こちら『トリセツ・カラダ カラダ地図を描こう』(宝島社新書)を。  この本を読んだとき,すぐには描けず,まずカラダの中の“もの”の名前を書き出してみました。 少ししか書けませんでした。  「カラダ地図」に必要な登場人物は15人でした。  大脳,小脳,肺,心臓,大動脈,肝臓,膵臓,食道,胃,十二指腸,小腸,大腸,腎臓,膀胱,脾臓
 カラダは君の大切な,たったひとつの持ち物だ。カラダは君から離れない。だから君は自分のカラダのことを誰よりもよく知るべきだ。
と,「カラダ地図」を描けるようになることの大切さを述べています。  生きている上でとても大切な持ち物のカラダについて,その“取り扱い説明書”的な本が見当たらないので,自分で作りました…と本書の誕生を述べていました。  新型コロナ禍のなかで,「感染症に注意して…」,「体を大切に…」過ごすのですが,守る“カラダのこと”をきちんと把握しているでしょうか。  本を読んだときは“分かった”はずですが,改めて今は「ちょっと…。」という感じです。 カラダ0808。  序論,総論,各論,概論…と読み進んで,自分のカラダを描くと,最初とは違った地図ができあがります。(たぶん)  新型コロナ禍の今,自分のカラダを正しく知り,カラダに優しくなれます。そしてカラダが愛おしくなります。
   目次 序論 総論  第1章 カラダってなんだろう  第2章 カラダの区分け 各論  第1章 臓器分解  第2章 発生 赤ちゃんのできかた  第3章 臓器収納