『トリセツ・カラダ』(海堂尊・著)
天気のよい日が続き,暑い一日でした。
今朝,○○の専門業者の方々がみえました。
大きく,繊細で,重量があるものを,狭い場所も気にせず,手際よく養生し…。
「さすがプロの仕事…。」と感心しました。
このような“専門の仕事”が引き継がれ,続いていくことで,暮らしが豊かになっていきます。
ありがとうございました。
先日,久しぶりに海堂尊氏の本を読んで,古い本を思い出しました。
「カラダ地図」が描けますか?こう問われて,「大丈夫。自信がある。」と答えられそうですか。 それとも,「カラダ地図って何?」でしょうか。 サイズが小さいですが,下部に「カラダ地図 勉強前」の図があります。この体(カラダ)に,頭に脳,胴体に心臓や肺,腹部に胃や腸など,その地図(位置や大きさ)を表します。 カラダの中には,まだ他にもありそうですね。 描いてみましょう。 この話が『トリセツ・カラダ』(宝島社・刊)で述べられていました。 注) 現在は,こちら『トリセツ・カラダ カラダ地図を描こう』(宝島社新書)を。 この本を読んだとき,すぐには描けず,まずカラダの中の“もの”の名前を書き出してみました。 少ししか書けませんでした。 「カラダ地図」に必要な登場人物は15人でした。 大脳,小脳,肺,心臓,大動脈,肝臓,膵臓,食道,胃,十二指腸,小腸,大腸,腎臓,膀胱,脾臓
カラダは君の大切な,たったひとつの持ち物だ。カラダは君から離れない。だから君は自分のカラダのことを誰よりもよく知るべきだ。と,「カラダ地図」を描けるようになることの大切さを述べています。 生きている上でとても大切な持ち物のカラダについて,その“取り扱い説明書”的な本が見当たらないので,自分で作りました…と本書の誕生を述べていました。 新型コロナ禍のなかで,「感染症に注意して…」,「体を大切に…」過ごすのですが,守る“カラダのこと”をきちんと把握しているでしょうか。 本を読んだときは“分かった”はずですが,改めて今は「ちょっと…。」という感じです。 序論,総論,各論,概論…と読み進んで,自分のカラダを描くと,最初とは違った地図ができあがります。(たぶん) 新型コロナ禍の今,自分のカラダを正しく知り,カラダに優しくなれます。そしてカラダが愛おしくなります。
目次 序論 総論 第1章 カラダってなんだろう 第2章 カラダの区分け 各論 第1章 臓器分解 第2章 発生 赤ちゃんのできかた 第3章 臓器収納