集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

美化作業。俗信(12) (続 つくで百話)

花0802。 朝,「あれっ。曇りなの…。」と思う空でしたが,徐々に雲が切れ日差しが出てきました。  天気の良い日になりました。  午前中,地区の美化活動があり,例年の重点箇所を中心に草刈りをしました。梅雨明け後の暑さに負けないよう,休憩と水分補給を入れての作業でした。  地区内がすっきり綺麗になりました。ありがとうございました。  作業の後,防災訓練と懇親会が例年の予定ですが,新型コロナ禍のもとで“いつもと違う”内容でした。  防災訓練は,もしも」に備えての確認と,地区で備蓄している非常食の更新でした。  懇親会は中止です。  終了後,3密を避け,ソーシャルディスタンスをとって,関係の方々と「」と「これからのこと」について情報交換と話をしました。  自粛生活が続いており,新しい情報と知恵がありました。  ありがとうございました。  『続 つくで百話』(1972・昭和47年11月 発行)の「俗信」の項からです。 ********     俗信  十、夢合わせ 子供が生まれる夢をみると知人が死ぬ 歯の抜けた夢をみると凶事あり 鯉の夢は悪夢 虱の夢をみると金が儲かる ご馳走をたべた夢をみると風邪をひく 火事の夢をみるとお祝ごとがある 蛇の夢は金になる  十一、其の他 寅年生まれは千里の籔でも越す 冬至に南瓜を食わぬと中気がでる 魚釣竿を女が跨ぐと魚が釣れない 蛇を半殺しにするとたたる 頭の毛に一本白髪があれば福白愛 猫の鼻と女の尻は土用三日温かいだけだ 嘘を言うと閻魔様に舌を抜かれる 朝の蜘蛛は福の神 昼蜘蛛が下ると客が来る 夜の蜘蛛は盗人蜘蛛だ 夜の蜘蛛は親に似ていても殺せ 闇夜に鴉が啼くと不思議がある 財布は空にするな 朝起きに三文の徳 炬燵の中で足をゆすると貧乏になる 山の講に山へ行くと災難にあう いたちの屁を人間がかぐと気絶する 門松を女が跨ぐと穢れる 脛の毛を剃ると狐にぱかされる げじげじ虫になめられると毛が抜ける 月夜の提灯は頭が禿げる 臍の垢をとると腹痛をおこす 下駄をはいて餅をつくな 自在鈎に何もかけずに火を焚くな きびしょに口をあてて飲むと三つ口になる 猿は人間より三本毛が少ない 鳩は八幡様のお使いだ 鼠は大黒様のお使いだ (つづく) ********  ※冊子の記述,用語には,現在に合わないものもあります。  注)これまでの記事は〈タグ「続つくで百話」〉で  注)『つくで百話』の記事は〈タグ「つくで百話」〉で