集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

休校中の子供達は…。

花0502。 天気のよい晴れた日でした。  日中,気温が上がり“暑い日”になりました。  連休中(4日)に緊急事態宣言の延長を安倍首相が表明するとのニュースがありました。  週休日にも関わらず「○○の延期が決定されました。」と連絡がはいりました。オンラインの対応も変わってきそうです。  外出自粛StayHome,学校の臨時休校が,まだまだ続いていきそうな状況を踏まえ,“これからを考える情報”をSNSやサイトで読みました。  広島県教育長 平川理恵氏はインタビュー記事で,
 どうすればオンラインの学習環境を整えることができるのか、3月から調査や情報収集を続けていました。  4月6日に学校を再開したとき、真っ先にやったのは、県立高校の生徒たちのインターネット環境の調査です。  「クラウド上の個人のアカウント」「PCやタブレットなどの端末」「WiFiなどの通信環境」ーーこれらを私は、クラウド上に教室を立ち上げるための「3種の神器」と呼んでいます。まず、この3つを整備しなければなりません。
と,「3種の神器」の整備に取り組むことを述べていました。  これまでなら“先進的”と言わるのでしょうが,現状は「危機管理」から必要な「緊急対応」だと言えると思います。  でも,すべての自治体でできることではありません。  そうした状況で,それぞれの自治体が「今できること」に取り組んでいました。  教員として…,学校として,教育委員会自治体)として…,地域として…  どれが正解ということはないでしょうが,非常時だとすれば,“組織での動き”が肝要だと考えます。それができているのは…。  その情報を羨ましく読みました。  石井英真氏(京都大学)が,学校や教員がオンライン授業に取り組むことに触れた記事で
 コロナ以前から続く学校の萎縮硬直化こそが、最大の障壁ではないかと思います。これらは、時間だけでは解決しがたく、学校に本当の意味での挑戦の自由が担保されないと難しいでしょう。
と指摘していました。  そう言えることも多いと思いますが,その障壁を乗り越えさせる(壊す)のに“リーダーの存在”が大きいのです。そのリーダーは…。  続けて,石井氏が,
 プリントだけ渡されて音沙汰がなく、保護者からは学校現場の苦労も見えず、不信感だけが募るという状況は一刻も早くなんとかしないといけないと思います。学校、特に公立学校への信頼がもとに戻せなくなるのではと心配しています。
と,これからを心配していますが,これに気づいていないリーダー(管理職)・学校が多いのではないかと思います。  オンライン授業を始めるために,保護者に
・インターネットに接続できる機器がありますか ・家にwifi環境がありますか …
などのアンケートをしても,開始して“困る”ことが出てきます。  実施するものの「テスト配信」をして,それが「子供が閲覧できるか」,「操作できるか」,「途切れないか・スムーズ化」を確認しておきたいのです。それがないと,先のアンケートで”はい”と答えていても,授業を受けられないことになってしまいます。  オンライン学習を進めるには,この連休(2日〜6日)が「好機」だと思います。平日に保護者が家庭にいても,在宅勤務では「勤務中」であり,学校の依頼に応えるのは難しいのです。  「子供が使う機器がない」「子供だけで使えない」といった家庭にも,休日なら“保護者のスマホで…”とか,“一緒にできる…”ということがありそうです。休業が続いており,勤務の振替えで対応は難しくありません。  子供のことを考えたら,そんな選択肢もあると思うのですが…。  数年前,岡山県の“英語で観光ボランティアをしている小学生”が話題になりましたが,覚えてみえますか。  テレビなどで,川上拓土くんと次田陽之進くんが紹介されました。
 子供に,「地域の○○を紹介しよう」の課題を出したらどうでしょう。  作文,英作文,まんが(絵)…  いろいろな方法(学びと表現)がありそうです。  YouTuber(ユーチューバー)になって,紹介動画を制作して発信する子も,出てくるでしょう。  発信は,SNSかもしれません。  英語であれば,それがコロナ後のインバウンド(Inbound)に貢献するかもしれません。  わくわくして取り組む子供がいると思うのですが…。  いかがでしょう。