集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

『生き抜くチカラ』(為末大・著/まつおかたかこ・絵)

昨年の氷結0210。 晴れた日でしたが,雲が目立ちました。昼近くになってが降ってきました。  一年前,寒い一日で“日中の外気温計は3度”でしたが,今年はそこまでの寒さはありません。  昨年は「最強寒波の襲来」で,前日に北海道陸別町マイナス31.8度を記録していました。(今期最低気温はマイナス28.7度)  当地も寒い日が続き,広い池が凍結していました。今年は,まったく気配がありません。  予報では,この寒さも今日までのようです。もう寒波はなく,暖かくなるのかな。  オリンピックメダリストの為末大氏が「子供に伝えたい言葉」を語る『生き抜くチカラ: ボクがキミに伝えたい50のことば』(日本図書センター・刊)を読みました。  子供に向けた言葉(内容)ですが,「うん。うん。」「なるほど。」と,一緒に考えながら読むことができました。  はじめにの終わりで,「お父さん・お母さんへ」として
 この本には,こどもが1人で理解するには少しむずかしいことばもあるかもしれません。でも,人生を歩んでいくうえで,とてもたいせつなことなので,ぜひ伝えたいと思いました。  親の経験や考えを,こどもに伝えるきっかけになればいいなという思いもあります。  この本がみなさんにとって「親子で読める,話せる,考えられる本」になりますように。   為末大
と書かれていました。一緒に読む子供はいませんでしたが,この思いを受け止められました。  50項目のすべてを紹介したいところですが,それは不味いですので,気になった項・言葉を。
27 失敗や挫折だけではなく,成功もちゃんとリセットする 2 自分に対する「後だしじゃんけん」はしない 4 走りながら考える。正解を求めすぎない。 40 自分の「好き」「合っている」を見つけるために,とにかくなんでも経験する。 13 「せっかくここまでやってきたんだから」には要注意。 42 生き抜くためには,逃げてもいい。 50 だれでも,自分の生きたいように,生きていい。そして,行きたいように,生きていける。  など
 50のことばの途中にある「為末さんに質問」では,「おとなって楽しいですか?」といった質問に,真摯に答えています。質問と答えに「なるほど。」と感心しました。  ぜひ,お子さんと一緒に声を出して読み,そして声を出して話してみてください。  普段の会話とは違う,楽しく気づきのある話ができることでしょう。 【関連】   ◇Dai Tamesue (為末大) (@daijapan)Twitter)   ◇為末大・侍オフィシャルサイト   ◇まつおかたかこ (@tacacom)Twitter)   ◇tacaco matsuoka