集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

研究会。広島原爆忌。

ヒロシマ0806。 台風の進路や影響の気になる日でした。  今日は,三河教育研究会算数数学部夏季研修会が,ライフポートとよはしで行われ,参加しました。  『主体的・協同的に学ぶ算数・数学教育の実践』を主題に,分科会と講演がありました。  開会式に続いて,小学校3つ,中学校3つの6分科会で,12本の提案がありました。  それぞれの会場で,主体的対話的深い学び数学的活動…などを切り口に検討・討論が行われていました。  午後の講演は,筑波大学清水美憲教授の「数学的に考える資質・能力を育成する授業のために−『数学的な見方・考え方』の見方・考え方−」でした。
○ 答えが出てから始まるのが数学 ○ 問題自体の仕組みを探るのが数学 ○ 問題をいろいろに「動かしてみる」のが数学 ○「見方・考え方」の指導は,単一の授業の話ではない ○「見方・考え方」は働きつつ育つもの ○ 学びのプロセスこそが大切 ○ 授業のまとめが次の学習に開かれているか ○ 学びの「深さ」のヒントは振り返ってみることか? ○ 活動における数学的方法への着目  ・活動の結果を振り返って,数学のよさ(有り難み,価値)を確かめる  ・方法知を言語化して取り出し共有する  ・ノート,板書の表現と焦点を充実する ○ 算数科・数学科は,国語科・英語科(外国語)と並ぶ言語教科である
 夏休みの一日,算数数学の指導や学びについて,先生方が熱心に勉強されていました。  その姿に,次への活力をいただきました。ありがとうございました。  今日8月6日は,74年目の広島原爆忌です。  土曜日(3日)のテレビでは,
○土スタ「終戦の日ドラマ特集」 ○「夕凪の街 桜の国」 ○アニメ映画「この世界の片隅に」 ○ETV特集あの夏を描く 高校生たちのヒロシマ
と,原爆や戦争をテーマにした番組が放送されていました。それぞれに引き込まれ,考えました。  今日の式典のようすや平和宣言などを見る・聞くことはできませんでしたが,“平和”について考える日でした。  数年前,広島原爆忌の話題から,1974年8月に第1回広島平和音楽祭で発表された『一本の鉛筆』を知りました。  歌ったのは,美空ひばり(1937〜1989)さんでした。  美空ひばりさんのヒット曲のなかでは目立ちませんが,彼女自身は好きな持ち歌ベスト10に選んだほどで,「皆さんにぜひ愛していただきたい歌」と語ったそうです。  この夏,この歌が歌われているのか分かりませんが,この歌とともに,今日と未来(あす)を見つめてみませんか
    一本の鉛筆         作詞;松山善三  作曲;佐藤 勝 一本の鉛筆0806。 1.あなたに 聞いてもらいたい   あなたに 読んでもらいたい   あなたに 歌ってもらいたい   あなたに 信じてもらいたい   一本の鉛筆があれば   私は あなたへの愛を書く   一本の鉛筆があれば   戦争はいやだと 私は書く 2.あなたに 愛をおくりたい   あなたに 夢をおくりたい   あなたに 春をおくりたい   あなたに 世界をおくりたい   一枚のザラ紙があれば   私は子どもが欲しいと書く   一枚のザラ紙があれば   あなたを返してと 私は書く   一本の鉛筆があれば   八月六日の朝と書く   一本の鉛筆があれば   人間のいのちと 私は書く
【関連】   ◇三河教育研究会 【参考】   ◇平和宣言広島市)     ◇平和宣言【令和元年(2019年)】広島市)   ◇原爆ドームの内部へGoogleマップ