半夏生。大学生へ『教育という「仕事」』
今日は,雑節の一つ「半夏生」です。この頃,半夏(烏柄杓・からすびしゃく)が生えると言われます。
半夏生には,昔から地域ごとに特定の食べ物を食べたり,行事を行ったりする風習があり,現在でもそのいくつかが残っています。
ある記事には,関東や奈良では小麦ともち米を混ぜて作る半夏生餅,関西ではタコ,京都では水無月(和菓子),香川ではうどんなどが紹介されていました。
みなさんは,何か“特別な食べ物”を食べましたか。
昨年に続いて,今年も教員を目指す大学1年生への就職指導のお手伝いをしました。
入学して3か月,大学生活にも慣れ,楽しいことの続く日々を過ごしている1年生に,改めて“将来に向かう気持ち”を見つめる機会にしようという講座でした。
はじめの話の後,グループワーク,その発表をしてもらいました。
グループワークは,一人ずつ「教員を目指した理由」を話してもらってから,教職,教員,学校の「良いところ(魅力)」と,「心配なこと(不安)」を出し合い,そこから話し合いました。
「なるほど」「やっぱり」「そう思っているのか」「今どき??」…
感心と納得の発表が続きました。
発表の後,発表内容を取り入れながら『教育という「仕事」』の話をしました。よい表情でした。伝わったでしょうか。
今回の感想から。
○ 教師の新しい楽しさや魅力、ブラックなどのマイナスのイメージに対する先生としての答えを学ぶことができました。 ○ 教職はブラックだという話を聞き続けてきましたが、そんなことはないんだなと少し安心できました。もともと教員になりたいと思っていましたが、更に教員になりたい気持ちが強まりました。 ○ 自分の教職を目指すきっかけや教職の良い点不安な点を出すことによって、改めて自分の意思を確認できたと思う。 ○ 先生という職業は今の自分が思っているよりも過ごしやすいのではないのかと思いました。 ○ 自分が本当に教員になりたいかどうかを自問自答するいい機会になったと思います。教職課程の良いところや悪いところを考えられたし、現状も知れたからです。 ○ 平等、公平、解散の絵を見て自分のなりたい教師の姿を探したいと思った ○ 実際に自分は教員になりたい気持ちがなくなってたが、今日の講義でまた、教員になりたいと思えるようになれた。 ○ みんなが教職を目指す理由や教職の良いところ、不安など意見を交流できて、みんな同じ悩みを抱えてるんだなと思ったし、新しい発見もあって改めて教職への考えを深められて良かったです。 ○ 国語・家庭科の問題で先のような答え方が出た時に生徒のせいにして否定しない教員になりたいと思いました。 ○ 「子供は忖度をしない」これがこの講義で1番学んだことだと思います。子供の数だけの回答があると思うし、その子供達の豊かな発想を教員の手で潰してしまうのはもったいないと思うので子供の発言を大切にしていきたいです。 ○ 教員になるまでに自分が学ばなければいけないことがわかった。 ○ 教職という仕事が素晴らしいものであるということが分かった。今のうちから教員の目線を持って大学の講義に臨みたいと思った。 ○ やっぱり教師は魅力的な仕事だと改めて思った。