集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

『スタートライン』(喜多川泰・著)。「いい話の小さな図書館」。

葉0522。 朝から晴れて,暖かい日になりました。  ニュースで「気温が上昇し…」「真夏日で…」と伝え,夏の暑さを伝えていましたが,当地は“暑さ”はなく気持ちの良い一日でした。  しばらく暑い日が続くようです。まだ体が慣れていないので,気を付けながら過ごしたいと思います。  みなさまも,お気を付けください。  下記に再掲する「いい話の小さな図書館」の館主として届いた『スタートライン』(ディスカバー・トゥエンティワン・刊)です。  239ページの本でしたが,出先の待ち時間で一気に読み切ることができました。  「18歳のぼく」と「18歳のわたし」が描く「未来」に,わくわくして読み進められました。  「ぼく」が主人公だと思いますが,対照して登場する「わたし」も主人公かもしれません。ではなく,二人が「夢」に向かって歩むのが“主人公”かもしれません。  あるいは,主人公は「あなた」かもしれません。  十八歳の「ぼく」が出会った宮下先生が,
Be the change you wish to see in other people. Live as if you were to die tommorrow. Learn as if you were to live forever.
と黒板に書きました。  宮下先生は,日本史の先生なのに,英語の説明を…。  この出会いから,“二人”を引き付けていきます。  「ぼく」が友人に語ります。
「そうなれば,おまえは儲からないぞ」 「それでも,俺の夢だった〈人生〉という教科はこの国に定着する」 「なんだか夢みたいな話だな」 「だから俺の夢だって言っているだろう。本気で生きる人間がどんな奇跡を起こすか,おまえは知らないだろう。  五年後の自分の可能性を舐めちゃダメだ。本気で生きる人間の五年後は,世の中の誰も想像することなんてできない」
と。  「ぼく」は,奇跡を起こしたのか…。  今を生きるあなたに,「夢」を思い出させ,考えさせてくれる一冊です。  この本は,2019年04月10日に紹介した『「いい話の小さな図書館」の館主を募集しています 』で届いたものです。  小林書店さんの“カバー”も楽しく読みました。  次回の本が楽しみです。  「いい話の図書館」は,兵庫県の小林書店(店主 小林由美子さん)のオススメ本の頒布会で,お薦め本が毎月1冊届きます。
案内0410。
 あなたも,館主になりませんか。  
   もくじ プロローグ 十八歳のぼく 十八歳のわたし 二十二歳のぼく 二十二歳のわたし 再会 スタートライン エピローグ あとがき
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