集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

「10年前の記録」から。今年の「新入社員のタイプ」は。

花0411。 まだ寒さの続く日でしたが,天気がよく日差しで“暖かさ”を感じられました。  季節と天候のズレに,木々や草花が「咲こうか。蕾でいようか。」「散っていいのか。咲き続けるのか。」など戸惑っているようです。  今日の移動中にも,いつもなら一緒に咲いていないだろう花々が見られました。  この先の気候は,どうなるかな。  今日,調べることがあって過去の資料を探しました。  その中で,10年前(2009年4月27日・月)の記録に,「豚インフルエンザ」が出てきました。  現在ニュースになっている「豚コレラ」は,関係機関が終息に向け取り組んでいただけていますが,まだ終息には時間がかかりそうです。  10年前の記録では,「行政として,どのように準備・対応したか」を確認し,危機管理への備えをしたことが記されていました。  その日のブログから。
 今朝の打ち合わせで,部長から豚インフルエンザへの対応」について話がありました。  昨年度から“新型インフルエンザ”について,その対応も含め話題にしてきました。  今後の動向によりますが,“具体的な行動が求められる状況”も視野に入れた対応が求められてくるかもしれません。  大型連休を控え,市内の学校,幼稚園に対応や状況確認の連絡をすることにしました。  午前中,研究指定校への委嘱状の交付式がありました。  それを終えて戻ると,「県からメキシコ渡航の調査依頼があった」と報告がありました。  各学校への連絡内容を変更して,担当者から各学校・園に調査依頼をしました。  大型連休とはいえ,現時点でメキシコ渡航の該当者はありませんでした。  今回,市教委には,回答できる“もの”がありませんでしたので,各学校・園に協力をお願いしました。  各学校・園が,それぞれ調査し回答いただきました。  しかし,この調査内容は,緊急に“全校に手間をかける意味”のあるものだったのか,多少の疑問がありました。  今回,該当者はありませんでしたが,もしも,「あり」という結果がでたとき,調査元から,具体的な対応指示が出たのでしょうか。  市教委として行おうとしていた連絡で,「現時点の対応」はできたでしょうし,その後の対応も主体的に行っていけたと思っています。  外国で起こったとはいえ,世界各地に広がっている「命の関わる事態」ですから,安易な判断は避けなければいけませんが,“調べてどうするの?”という疑問は解消されないまま過ぎました。  「調査」について考える機会がもてた一日でした。
 10年前の“準備・対応”は,現在に活かされているでしょうか。それとも…。  新年度が始まり2週間が過ぎようとしています。  社会人として新しい生活を始めたみなさんは,元気に過ごしてみえますか。  産労総合研究所が「新入社員のタイプ」を発表しています。  今年(2019年度)は「呼びかけ次第のAIスピーカータイプ」で,「たくさんの可能性を秘めているが,その実力を発揮してもらうには一手間がかかる」ということだそうです。  こうした「○○タイプ」が,すべての人に当てはまるわけではありませんが,“いまどき”を表しているように思っています。  あなたの職場の“新人”は,いかがですか。  ちなみに,昨年(2018年度)は,「SNSを駆使するチームパシュートタイプ」で,「SNSを活用してグループの協力関係を作りスピーディーに活動」というものでした。  それ以前のタイプは,公益財団法人日本生産性本部が発表したものから。
○2017(平成29)年度 「キャラクター捕獲ゲーム型」 ○2016(平成28)年度 「ドローン型」 ○2015(平成27)年度 「消せるボールペン型」 ○2014(平成26)年度 「自動ブレーキ型」 ○2013(平成25)年度 「ロボット掃除機型」 ○2012(平成24)年度 「奇跡の一本松型」 ○2011(平成22)年度 「ETC型」 ○2010(平成21)年度 「エコバッグ型」 ○2009(平成20)年度 「カーリング型」 ○2008(平成19)年度 「デイトレーダー型」 ○2007(平成18)年度 「ブログ型」 ○2006(平成17)年度 「発光ダイオード型」 ○2005(平成16)年度 「ネットオークション型」
【メモ】
 「新入社員タイプ」の命名は,1973(昭和48)〜2002(平成14)年度までは,コミュニケーションの専門家である坂川山輝夫氏が命名・発表した。  2003(平成15)年度〜2017(平成29)年度までは公益財団法人 日本生産性本部が,2018(平成30)年度から産労総合研究所が引き継いで発表している。  日本生産性本部と産労総合研究所の命名チームのメンバーはほぼ同じ。  新入社員や企業,大学のキャリアセンターへのアンケートやヒアリング調査などから,その年の新卒入社者の特徴を検討し,タイプを決める。調査の内容に合うような話題のワードを入れて命名する。