集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

「ランプの話」《生活の移り変わり 15》

花0118。 天気のよい日でしたが,冷たい強い風が吹きました。  室内や陽だまりでは“あったか”でしたが,屋外に出ると気温より寒さを感じました。  明日も晴天のようです。風は弱いかな…。  当地の小中学校は落ち着いたようですが,インフルエンザの罹患が広がっています。  愛知県の流行は“全国一”の状況(本日発表)だそうです。  みなさんは,大丈夫ですか。  市のしんしろ助産所だよりに,“流行期に注意したいこと”がありました。
●帰宅後の「手洗い・うがい」を徹底する ●基礎体力をつけ、免疫力をさげない   食事・睡眠をしっかりとって体調を整える。 ●湿度を保つ   室内の湿度を50〜60%程に保つことで   インフルエンザウイルスの活動を抑える。 ●正しくマスクを着用する   マスクの上下や裏表の確認、   鼻から顎までしっかりフィットしているかなど。 ●インフルエンザウイルスに近づかない   ・人混みを避ける   ・不要な外出を避ける   ・家族に感染者が出たら、    可能な範囲で接触しないようにする ●感染の恐れがある時はすぐに受診をする   必ずしも高熱が出るとは限りません。   流行期や身近な人に感染者がいる場合には   微熱であっても体調が良くない時には   受診するようにしましょう。
 お気を付けください。  文集「こうやまき」から,「生活の移り変わり」の一話です。 ********    『ランプの話』 (文・菅守小2年 男子)  ぼくは おじいさんに,ランプのことを ききました。うちでランプを つかいだしたのは 六十年位まえだそうです。ランプは うちでじかようはつでんに,なるまで つかっていたそうです。  ランプは 石ゆを もやして あかりにする。ひとばんでくろくなるので,そうじをしなければなりません。  そのそうじは 子どものしごとです。まい日しなければなりません。それがとてもいやだったそうです。ぼくは そのいやな そうじのことを 「おじいさん,くわしく はなして。」 と いって,はなしてもらいました。おじいさんは 「ほうか,はなしてやるぞ。」 と いって つぎのようなことを いってくれました。 「まず,ホヤという ガラスのつつが ひとばんでまっくろくなるでなあー 手をいれて手のとどくだけ,しんぶんしをまるめて,ふきとり,手のとどかないところは,ぼうのさきに しんぶんしをまるめてつけ くるくるまわして,きれいにするだし,それから もえつきたしんのさきのくろいところを,ハサミで切りとる。石ゆも,タンクについでおく,これでだいたいそうじがすんだわけだが うでの方まで,くろくなるし 手は石ゆくさくなるし それでも そうじをしなければ 夜くらいしなあー 今から かんがえると,よくやったもんだなあー と 思うよ。」 と おじいさんは それだけはなして ひたいからかおまで,手でつるりっとなぜ,目をほそめてわらった。 「ふーん 子どもでも まい日 よくやったね。」 と ぼくは かんしんしました。  ランフのまえは,たいまつを たいていたそうです。  たいまつは おぼんの時 家のかどや おはかで たくので しっている。あのたいまつは,とてもよくもえるけど まっくろいけむりはでるし 石ゆより すすけるだろう,それでむかしの家は はしらや 戸や てんじょうが,まっくろくなって いるんだね。  今のでんきは とても明るいし ありがたいと思います。ぼくの家でも でんきのカで,つかえるものは たくさんあるので,たい風の時 ていでんになると こまる時も ありますが,でんきはありがたいと思う。むかしに 生まれなくて よかったと思いました。 ********  “生活で使うランプ”をご覧になったことがありますか。