「ランプの話」《生活の移り変わり 15》
天気のよい日でしたが,冷たい強い風が吹きました。
室内や陽だまりでは“あったか”でしたが,屋外に出ると気温より寒さを感じました。
明日も晴天のようです。風は弱いかな…。
当地の小中学校は落ち着いたようですが,インフルエンザの罹患が広がっています。
愛知県の流行は“全国一”の状況(本日発表)だそうです。
みなさんは,大丈夫ですか。
市のしんしろ助産所だよりに,“流行期に注意したいこと”がありました。
●帰宅後の「手洗い・うがい」を徹底する ●基礎体力をつけ、免疫力をさげない 食事・睡眠をしっかりとって体調を整える。 ●湿度を保つ 室内の湿度を50〜60%程に保つことで インフルエンザウイルスの活動を抑える。 ●正しくマスクを着用する マスクの上下や裏表の確認、 鼻から顎までしっかりフィットしているかなど。 ●インフルエンザウイルスに近づかない ・人混みを避ける ・不要な外出を避ける ・家族に感染者が出たら、 可能な範囲で接触しないようにする ●感染の恐れがある時はすぐに受診をする 必ずしも高熱が出るとは限りません。 流行期や身近な人に感染者がいる場合には 微熱であっても体調が良くない時には 受診するようにしましょう。お気を付けください。 文集「こうやまき」から,「生活の移り変わり」の一話です。 ******** 『ランプの話』 (文・菅守小2年 男子) ぼくは おじいさんに,ランプのことを ききました。うちでランプを つかいだしたのは 六十年位まえだそうです。ランプは うちでじかようはつでんに,なるまで つかっていたそうです。 ランプは 石ゆを もやして あかりにする。ひとばんでくろくなるので,そうじをしなければなりません。 そのそうじは 子どものしごとです。まい日しなければなりません。それがとてもいやだったそうです。ぼくは そのいやな そうじのことを 「おじいさん,くわしく はなして。」 と いって,はなしてもらいました。おじいさんは 「ほうか,はなしてやるぞ。」 と いって つぎのようなことを いってくれました。 「まず,ホヤという ガラスのつつが ひとばんでまっくろくなるでなあー 手をいれて手のとどくだけ,しんぶんしをまるめて,ふきとり,手のとどかないところは,ぼうのさきに しんぶんしをまるめてつけ くるくるまわして,きれいにするだし,それから もえつきたしんのさきのくろいところを,ハサミで切りとる。石ゆも,タンクについでおく,これでだいたいそうじがすんだわけだが うでの方まで,くろくなるし 手は石ゆくさくなるし それでも そうじをしなければ 夜くらいしなあー 今から かんがえると,よくやったもんだなあー と 思うよ。」 と おじいさんは それだけはなして ひたいからかおまで,手でつるりっとなぜ,目をほそめてわらった。 「ふーん 子どもでも まい日 よくやったね。」 と ぼくは かんしんしました。 ランフのまえは,たいまつを たいていたそうです。 たいまつは おぼんの時 家のかどや おはかで たくので しっている。あのたいまつは,とてもよくもえるけど まっくろいけむりはでるし 石ゆより すすけるだろう,それでむかしの家は はしらや 戸や てんじょうが,まっくろくなって いるんだね。 今のでんきは とても明るいし ありがたいと思います。ぼくの家でも でんきのカで,つかえるものは たくさんあるので,たい風の時 ていでんになると こまる時も ありますが,でんきはありがたいと思う。むかしに 生まれなくて よかったと思いました。 ******** “生活で使うランプ”をご覧になったことがありますか。