集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

『新・世界の日本人ジョーク集』(早坂隆・著)

奇跡のひまわり1210。 今日も気温の上がらない“寒〜い日”でした。  冬の寒さのなか,時期をずらして「奇跡のひまわり」が花を咲かせています。(右の写真)  夏の大きな花から種をとった後,その種を蒔いて芽を出した向日葵です。芽は路地で出しましたが,流石に当地では寒気で凍ててしまいます。植木鉢に移して,つくで交流館の玄関(室内)に置かせてもらいました。  特別な世話をしていないので,茎は細く花も小さいですが,しっかり咲いています。  それに並べて,新たに種蒔きをした鉢を置きました。寒さの厳しくなるときですが,「奇跡のひまわり」が新しい力を見せてくれるといいなあと思っています。  ユーモア,ジョーク,ギャグ,ダジャレ…  口にするのは,似たような場面が思い浮かびます,「違いは?」と聞かれて,明確に答えられる自信がありません。  みなさん,いかがですか。  辞書サイトで見ると,
【ユーモア/humor】   人の心を和ませるようなおかしみ。上品で、笑いを誘うしゃれ。諧謔。人生の矛盾・滑稽(こっけい)等を、人間共通の弱点として寛大な態度でながめ楽しむ気持。 【ジョーク/joke】  冗談。しゃれ。 【ギャグ/gag】  映画・演劇などで、本筋と直接関係なく客を笑わせるために入れるせりふや身振り。 【ダジャレ/(駄洒落)】  下手な洒落。つまらない洒落。
 どうやら,ユーモアは上品で,ジョークやギャグは上品ではないということのようです。  ユーモア,ジョーク,ギャグ,ダジャレ…,今日の会話に入れてましたか。  その一つ「ジョーク」の入った『新・世界の日本人ジョーク集中公新書ラクレを“楽しみ”ました。  帯に「シリーズ累計100万部! あの『世界の日本人ジョーク集』が帰ってきた!」とありましたが,シリーズ本を読んだ記憶はなく,初めて手にしました。  本書は,帯に「やっぱり われわれは 世界中でこんなにイジられている!」とあって,日本人を広く扱っているようですが,多くは“政治家”をイジっている印象が強く残りました。
 ●言論の自由  安部首相と習近平主席が話をしていた,安部が習近平に言った。 「我が国では言論の自由が保証されています。ですから,国会議事堂の前で私の悪口を言っても逮捕されません。」  すると習近平が言った。 「それは我が国も同じです」  習近平が続けた。 「天安門広場であなたの悪口を言っても,誰も逮捕されませんよ」
 “ニンマリ”するポイントは,人によって違いそうですが,「なるほど」です。
 ●過去形  日本の小学校で英語の試験が行われ,次のような問題が出題された。 「次の英語を過去形にしなさい。 I go to Tokyo.」  スズキ君は解答用紙にこう書いた。 「 I go to Edo.」  ●教科書通り  アメリカの病院の診察室で,医師が日本人の患者に聴いた。 「 How are you? 」  日本人の患者が答えた。 「 I'm fine thank you. and you? 」  ●ドル紙幣 問い・アメリカのドル紙幣は,どうして少し緑っぽい色をしているのか? 答え・日本人がさっさと刈り取ってしまうから。  ●遅刻  とある日系企業。一人のイタリア人従業員が,遅刻して出社してきた。上司の日本人が怒って問い詰めた。 「どうして遅刻したんだ?」 「はい。ちょっと寝過ごしまして」  日本人上司は首を横に振りながら言った。 「君は家でも寝ているのかね?」
 どこを笑えるか。何が笑えるか。何を笑うか。  こみ上げる笑いに,周囲から不審がられるかもしれません。それも笑ってしまう。  わっはっは!  「人は幸せだから笑うのではない。笑うから幸せなのだ。」(ウィリアム・ジェームズ)  「笑う門には福来る。」(日本の諺)
   目次 はじめに 第一章 政治&外交篇  国際社会での日本の存在感は? 第二章 技術&経済篇  メイド・イン・ジャパンは色褪せたか? 第三章 観光&食文化  今や堂々の観光立国? 第四章 民族的性格篇  日本人は「不思議ちゃん」? 第五章 歴史&宗教篇  サムライ&カミカゼは何処へ? 第六章 ソフトコンテンツ&スポーツ篇  ジャパニーズクールとは? おわりに
【関連】   ◇早坂隆 (@dig_nonfiction)Twitter)   ◇早坂隆blog