集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

不自由?不公平?…

雑誌1204。 「本当に冬?」という天候でした。  予報は雨でしたが,持って出た傘を開くことはありませんでした。  夜になって短時間でしたが,雷が鳴り,強い雨が降りました。梅雨や夏の時期に降る“豪雨”のようでした。  明日も“変な天候”なのかな。この時期らしい天気がいいなあ。  昼食の後にネットニュースを見ていると,今週のアエラからの記事をはじめ,学校や教育に関する記事・項目が目立ちました。  アエラの特集から
 時代に合わない規則、忙しすぎて子どもに向き合えない先生、自分の子どもの教育に熱心になるあまりに周りが見えない親……。「学校が不自由だ」という声が数多く寄せられた。いまこそ学校現場の改革が必要だ。
のリードで,給食の話題で「学校を取り巻く“不自由”の実態」を伝えていました。自分の経験ではなかったことで,この内容で取り上げられるのは違和感がありました。  団塊の世代が現役を離れ,さまざまな職場で技術の継承や若手の育成が,今も大きな課題になっています。学校・教育も同様です。  そうした状況を『教員がじわじわ低年齢化。そこから透ける、教育現場の疲弊』の見出しで伝えていました。  “食育”が学校で言われるようになったり,食アレルギーの児童生徒が増加したりして,その指導や対応に取り組みんでいます。それをリードするのが,栄養教諭です。  しかし,すべての学校に配置されているわけではありません。  そうした状況を,『不公平?「栄養教諭」の配置格差 背景に国の基準 食育、アレルギー対応…』の見出しで,
 「特定の学校にだけ『栄養教諭』がいるって、不公平にならない?」。 実態を探ると、授業も担当する「教諭」として導入されたにもかかわらず、配置基準は給食の管理が主業務だった学校栄養職員と変わらないという課題が見えてきた。
と問題提起をしていました。  さらに,冬休みを前にして,成績が出される時期に合わせたような『小学校での道徳教科化、教員に戸惑い広がる 子どもの心、評価難しく 来年度から中学校でも』の見出しがありました。
 既存科目で実施されている数字による段階評価ではなく、文章による記述式の評価が採用されており、現場にはどう評価するか戸惑いが広がる。文部科学省は「考え、議論する道徳」を目指し、来年度からは中学校でも教科化されるが、学校現場では読み物中心の教科書の問題点が指摘され、特定の考え方の押しつけにつながるという懸念が消えない。(略) 特に低学年は文章などでの自己表現が成長途上にある。○○市内の小学校で1年生を担任する教員は「ワークシートや発言の内容が重視されるが、文が書けるようになったばかりの1年生の考えをどうくみ取ればいいのか」と戸惑いながら1学期の通知表を書いた。
 マスコミが取り上げているほど“混乱”はしていないように思うのですが,小学校の通知表では,児童や保護者に“適切な評価”が伝えられているでしょうか。  さて,「今,学校は…」。 【関連】   ◇雑誌:AERA朝日新聞出版)