集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

「芸術の秋」 合唱の愉しみ。

花1017。 午前中は日差しのある良い天候でしたが,午後は雲が目立った日でした。  “綺麗な青空”が恋しい今日この頃です。  「文化の秋」  学校では文化祭や発表会,地域では展示会や発表会,音楽祭・合唱祭などが催されます。  子供達は日頃の学習の成果を保護者や地域の方に発表できる練習に励んでいます。  また,趣味や文化教室の成果発表の準備を進める大人の方々がみえます。  この秋,あなたの“発表”はありますか。  「音楽祭・合唱祭で歌ってくれるといいなあ。」と思っている曲があります。在職中に聴くことはできませんでした。  それは,合唱曲『秋光(しゅうこう)』です。  明治学院高校で,1994年の校内合唱コンクールのために,当時の3年生達が作った(作詞,作曲)です。
 いかがですか。  子供達に歌ってほしい曲の一つです。 【曲にまつわる話】  1995年以降も校内で歌われ,別アレンジがされたりしたようですが,音源化や楽譜化などで公に発表をすることはありませんでした。  それが,2014年になって,作曲者のところへ「○○高校の合唱部で伝統的に歌われている」と連絡が入りました。作曲者達が知らないところで,演奏のVTRを聴いた人達が感銘を受け,「歌いたい!」と音源から音を取り手書きの楽譜が作られ,それがコピーにコピーを重ね広がっていたようです。  ところが,楽譜は中学生の手書きであり,作詞作曲者が不明のままでした。  2015年秋,TBSラジオ「たまむすび」で,この曲についての調査などが放送され,翌年には『教育音楽 中学・高校版』で楽譜が掲載されました。  先日のTBSラジオ「たまむすび」で,「詞・詩をつけてくれませんか」という話題がありました。  番組のリスナーのじょびんさんが合唱曲『夕暮れの翼』を作詞・作曲しました。高校の卒業式をイメージして創られたようですが,その詞・詩に納得がいってないそうです。
 そこで,番組を通して「新しい詞・詩の募集」がされています。締め切りは,今月末です。  「この曲には,こんな詞・詩をつけたい。」と思われた方,応募してはいかがですか。 【関連】   ◇赤江珠緒たまむすびTBSラジオ) 【参考;『秋光』の歌詞】     『秋光』         作詞/榎本公 作曲/崎山肇 秋光 あたたかな木洩れ陽がきみの頬を照らす こんなありふれた朝が思い出に変わるのが 悲しいけど 足早に過ぎ去った日の思い出という宝物は それぞれの夢、追いかける ぼくたちのパスポート きみがいたから きみがそばにいたから 涙捨てて 明日へ この手に夢を掴む時のために きみを誇りに想いながら 賑やかな教室ときみのその微笑み そんな何気ない今を懐かしく想う日は 欲しくはない 傷つくことを恐れた日々も自分自身の勇気に変えて きみが描く夢、時を越え 輝く君を待ってる きみがいたから きみがそばにいたから 涙捨てて明日へ この手に夢を掴む時を求め ぼくたちのドラマが始まる きみが教えてくれた優しさと 諦めぬ気持ちを忘れない ぼくがいるから見つめているから いつまでも変わらないそのままの 君でいて きみがいたから きみがそばにいたから 涙捨てて明日へ この手に夢を掴む時のために この想いずっと忘れずに