「育てる」ために《学びの地図》
気温が上がり蒸し暑い一日でした。雲が多く“暑さ”は厳しくはありませんでした。
午後になると,黒い雲が出てきて強い雨が降りました。ゲリラ豪雨ということはなく,暑さをしずめる「夕立」でした。
すでに2学期(前期の後半)が始まっている地域もあるようですが,当地は今週末まで夏休みです。
学校では2学期の準備が進んでいることと思います。企画・職員会議で,その「ねらい」や「重点」が検討されます。
若い頃,2学期になって校長先生から,重点として4項目をあげ,その“ねらい”の説明がありました。
『合唱曲「ぜんぶ」』 作詞:さくらももこ/作曲:相澤直人
『♪ 走れ正直者』 作詞:さくらももこ/作曲・編曲:織田哲郎
「やる気を育てることを願って」 二学期が始まりました。学期の初めに当たって,二学期の指導重点の主な事項を連絡します。 その第一は,二学期の学校行事にかかわる指導についてであります。(略) ○「敬老の日」に関わって *自分の祖父母に手紙を書くことを通して,祖父母や高齢者に対する敬愛の念を育てるとともに,親切な態度をとれる資質を高める。 *「敬老の日」に学区の高齢者に,児童会からお祝いの手紙をお渡しすることを通して,敬老の日の意義を体得する場としたい。 ○「合同展覧会」に関わって *展覧会に出品する個人の作品はもとより,共同作品の制作に当たっても粘り強く総意を生かした作品づくりに取り組ませることによって,「展覧会」の良さや意義を考える場とする。 *「展覧会」の企画や準備に参加することを通して,人々の協力の大切なこと,役割を分担して行事を成功させる喜びを体験させる。 指導の重点の第二は,教科指導に関わるものです。(略)現在では,この時期に初めて話すことはないでしょうが,当時は「さあ,今から…」と話を受けて,具体的な指導を工夫したように思います。(記憶はあいまい) 現在も,夏休み中の会議で,校長先生から「2学期の指導」について話があり,再確認や修正をしていると思います。 「敬老の日」「展覧会(文化祭)」など,当時も“地域との連携”のなかで“協働”があり,児童生徒の“参画”を行っていました。 新学習指導要領で初めて協働や連携について聞いた(考えた)という若い教員もいるかもしれません。校長先生をはじめリーダーの方々が“きちっと話す”ことが大切です。 校長先生,行事を,子供を,教職員を“育てる”ために,きちっと話していますか。 【追悼 さくらももこ さん】 『♪ 100万年の幸せ』 作詞:さくらももこ/作曲:桑田佳祐