集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

「夫婦脳(夫心と妻心)」って聞いたことあります?

花0415。 夜の雨が,明け方に強く降り,当地に大雨警報が発令されました。  しっかり降り,午前中は雨模様でしたが,昼頃からは青空になりました。  屋外での活動や外出を予定していた方は,雨上がりが間に合いましたか。  AIの話,子育ての話などをしていて,「感性」を研究する黒川伊保子氏の古い(?)話題を思い出しました。  黒川氏が,男と女の感性の違いや夫婦の違いを述べたものです。  それが,黒川氏の『夫婦脳―夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか新潮文庫の中だったか,雑誌記事だったかは曖昧です。
   「夫婦脳」(夫心と妻心) 1 動物は互いの体臭から遺伝子の免疫抗体の型を嗅ぎ取り,免疫抗体の型が一致せず,子孫の生存可能性が上がると分かれば好意を抱く。これが恋なのである。 2 免疫抗体の型が大きく違い,生存の可能性を高める為に環境や危険に対する反応が自然と逆になるという事は,相手の行動が理解しにくいことが多くなり,人間としての相性は悪いという事になる。 3 子孫の生存可能性は大きいが,本来,人間関係の悪い相手と結婚させる為に,約3年間「あばたもえくぼ」状態になるのが恋なのである。 4 熟年夫婦は同じものを見ていない。女性はものの表面をなめるように見るので,家族の体調の変化や食べ物の鮮度の変化に敏感である。男性は空間全体をまばらに眺める癖があるので,手元を見るのが手薄になる。 5 女は何であれ,自分が着目したものに共感してほしい生き物である。女がただ共感し甘やかして欲しい時に,いらぬ問題解決を男は試みる。女性は何よりも共感を求めている。 6 人の骨髄液は7年で入れ替わる。7の倍数の年に夫婦の危機が起こりやすい。同様に流行やトレンドも7の倍数で起こりやすい。 7 なじる人は傷ついている。妻に対しては,先ず詫びた後,こちらの言い分を言うと良い。 8 女性脳は察しの天才である。男脳は言わないと分からないし,手伝ってくれない。 9 女性が切れる時は,今まで積もり積もった不満などが閾値を超えた時である。女性が継続して心がけている子細な事を誉めたり,少し先の楽しい計画を提案すると,古女房は無邪気な新妻に変わりやすい。 10 男性脳はゴールが見えない事象に対する耐久性が低い。女性は先の見えない事への耐性が高い。男性脳は変化に弱い。女性脳は変化に強い。定年退職後は,週1回夫婦で今週の予定を知らせ合うと良い。 11 空間認識や地位認識に鋭い男性に対しては,食事を出す順番なども注意すると男の子は順調に育ちやすい。 12 脳科学から言うと,結婚30年を超えるころから,夫婦仲がまた良くなることが多い。夫婦は35年以上寄り添ってみないと真価は分からない。 13 「〜してくれない」で数えると山ほどある。「〜してくれる」で数え上げれば山ほどある。後者の数え方をすると家族はうまくいく。
 いかがです。  心当たりがありますか。  13にある「〜してくれない」より「〜してくれる」を数え上げるのは,夫婦や男女の間だけでなく,大切にしたいと思います。それに気づくことで,人間関係やコミュニケーションがよくなります。  今日も,素敵な「〜してくれた」ことがあったでしょ。 【関連】   ◇黒川伊保子オフィシャルサイト ==Ihoko.com==