『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』)神田桂一・菊池良・著)
朝から雨が降り,肌寒さがありました。午後になって雨が上がり,日が射して,暖かくなったように感じました。
明日からしばらくは晴れの日になるようです。
一気に春! Spring has come.
午前中,新城市遺族会理事会でした。本年度の事業報告や決算,次年度の事業案や予算案の検討でしたが…。
懸案が懸案のままで…。
組織のあり方について考えることがたくさんありました。
出版された頃,書店で知って「面白い」とページをめくりました。
でも買わずにいた『もし文豪たちが カップ焼きそばの作り方を書いたら』(宝島社・刊)です。
登場するのは100名の文豪(?)です。
その文豪が,カップ焼きそばについて“語り”ます。その文体,表現が,まさに「その人」です。
例えば,短いものから
相田みつお 「カップやきそばだもの」 湯をいれる 五分まつ 湯切りをする これだけなのに むずかしい すぐに食べたい 人間のわたしどうですか。相田みつを氏が浮かんできませんか。 この調子で,文豪の作品をオマージュした“作品”が出てきます。 登場する文豪は,著者の神田氏と菊池氏が50名ずつを担当したようです。 その選択に感心しました。50名をあげるだけでも大変ですが,それを“真似る”には作品を知らなくてはなりません。ただただ感心です。 最後に次の2つが並んでいます。右に「迷惑メール」,左に「インスタグラム」。 この組み合わせ(順番)も面白い。
件名:突然ですが,カップ焼きそばを相続しませんか? はじめまして,橋下恵理菜,33歳の未亡人です。 主人がなくなってから3年,私に残されたのは主人が大好物だった大量のカップ焼きそばでした。 (略) 本日23時59分までに登録しないと無効になりますので,お気をつけくださいね。 それでは,待っていますね!みなさん,カップ焼きそばが食べたくなりますよ。 【おまけ】 つくで交流館の「開館一周年記念週間」で,つくではた織りの会☆ベガ☆による「はた織り体験」が行われています。 活動を動画で紹介しています。 ◇再生リスト「はた織りの会☆ベガ☆」で3本の動画がご覧いただけます ◇はた織りの紹介