集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

子供が使う「道具」は。修了式。

花0323。 朝から日の光がまぶしい“晴れの日”でした。  朝は気温が低かったですが,日中は暖かくなり,桜の開花も進んだ一日だったようです。当地の桜はまだ先ですが,観光地では今夜は花見の人出でにぎわうことでしょう。  今日は,小学校・中学校の平成29年度修了式でした。   ※追記;修了式の式辞を下部で紹介。  子供達は,一年間の学習や活動を振り返り,進級の目標を語った一日にできたと思います。  明日から春休み,楽しみましょう。  小学1年生の学級通信(1985年)で,3学期に「家の人に」の欄に,次のように書きました。
 子どもたちの持っていた,絵の道具を入れる箱・袋を見てみると,市販の箱が多く,次は市販の袋,そして三人が手作りの袋でした。  それを見ていて,ランドセルが空の時,その中に入れられるようなものが便利そうだなと,感じました。  一度,中身と入れ物の大きさを調べてみてください。
 子供達は,学校でいろいろ使います。鉛筆やノートに始まり,絵の道具,習字道具,裁縫道具,木工道具と学年が進むにつれ増えてきます。  そして,それを入れたり運んだりするためのランドセル,道具箱,バック,○○袋が必要となり,購入したり製作したりします。“お下がり”や兄弟で共有して使うこともあります。  「整理できる」「(安全に)持ち運べる」ものであれば,制限はありません。  こうした姿勢で,「○○を使います。準備をお願いします。」と小学校1年生の保護者に伝え,用意していただきました。  先のことも,そうしたなかでの気づきです。  学級通信に書いたことで,お手紙をいただきました。それについて,次のように書きました。
 土曜日の通信に,絵の道具について書きました。それについてお便りをいただきました。そこから引用。 ========= (絵の道具入れ)先生は,手作りの方が良いとお考えなのでしょうか。  作ろうと思いましたが,何日かして,子供が「みんなの持っているようなのを買ってよ」と言いだし,意見に負けて,市販の箱を買いました。  先日のリュックでも,同じような思いをしました。 ========= というものでした。  誤解を恐れぞに言えば,私は,手作りの方が良いと思っています。しかし,それぞれのご家庭に都合がありますので,「…でなければ…」とは思いません。  また,教室の中では,「みんなのような…」とか,「ぼくのだけ…」という気持ちにならず,自分のものに自信を持つように支援をしているつもりです。  だから,同じでなくて良いのです。  箱を例にすれば,入れるものが,はみ出さずに入って,整理ができれば,どんなものでもよいというのが,私の考えです。
 いかがでしょう。  学習や学校で使うモノは,機能を第一に選べばよいと思います。そこに「みんなのような…」という“気持ち”を優先させることは,子供の成長によくないと考えます。  「みんなの同じ…」は,楽な過ごし方だと思います。でも,“同じ”を気にするあまり,実は楽ではなく,大きなストレスを生む元にもなっている気がします。  進級した子供達は,新しい用具・道具に,どのようなモノをよういするのでしょう。  ご家庭では,どのように用意しますか。 【関連;小中学校の修了式から】   ◇2018.3.23 修了式式辞江南市立古知野北小学校)   ◇修了式 (3/23)一宮市立大和西小学校)   ◇月23日(金)<校長室より>やなせたかし さん一宮市立浅井中学校)   ◇平成29年度 修了式 式辞春日井市立高森台中学校)   ◇3月23日(金)修了式式辞 <校長室より>一宮市立西成中学校)   ◇3月23日(金)<校長室より>修了式一宮市立大和中学校) ※いくつの学校ホームページを拝見するなかで,「終了式」と表記されている学校がありました。  そう呼んでいる地域があるのかもしれませんが,誤記では…。記事のチェックは…。