絵本『3びきのこぐま』
晴天が続いています。朝から青空で,日中の気温が上がり暖かい日でした。
予報では,今夜から明日にかけて雨になるようです。乾燥してきた空気に,ありがたいお湿りになりそうです。
みなさん,絵本『3びきのこぐま』をご存知ですか。
「『三匹の子ぶた』なら知ってるけど…」
「『3びきのくま』はイギリスのお話にあるけど…」
…
以前,日本木材青壮年団体連合会から届いた資料で知りました。
お話は「3びきのこぶた」のように始まっていきます。
→こちらで読めます 絵本『3びきのこぐま』(NPO国産材)
本の紹介には,次のように書かれています。
『3びきのこぐま』(えのきどまさと・文/あべ えみこ・絵) 3びきのコブタを読んだ子供から, 「木の家はオオカミがふーっと吹けば飛ばされるからイヤだ!」 といわれ,木造住宅のイメージが悪くする童話は困るっと思い,この童話が生まれました。 材料を選び,ちゃんと作っていれば,木造住宅は,台風,地震でも壊れないのです。また,この本の結末はオオカミとお友達です。 童話,アニメの中で,悪者扱いの多いオオカミも,心を入れ替えれば,仲の良いお友達になれるということを教えてくれます。 心ひろい,寛容の精神をもった子供の教育にも・・・・ぴったりの本です。巻末の作者のことばに,
ご家族の皆様へ 「ブーフーウー三匹の子豚を読んだら子供から『木の家はオオカミがフ〜っと吹くと飛ばされるからイヤだ!』と言われた。ああいう木造住宅のイメージを悪くする童話は困る」 知人のそんな一言で,この絵本は生まれました。−<略>− “木造住宅のよさを伝えたい!”の気持ちが生み出した絵本でした。とありました。 作者や配付をしている方々の気持ちはよく分かります。 でも,改変された“似ている話”が,どこまで許容されるのか,また,この話で“木造住宅のよさ”が誤って伝わらないか,疑問と不安をもったのも確かです。 みなさんは,どのように感じましたか。 この絵本に込めた“願い”や“ねらい”をまっすぐに受け止めたいと思いますが,こちらの技量不足のようで…。 【関連】 ◇日本木材青壮年団体連合会 ◇森を育てる国産材マークのNPO国産材