集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

絵本『3びきのこぐま』

水芭蕉0315。 晴天が続いています。朝から青空で,日中の気温が上がり暖かい日でした。  予報では,今夜から明日にかけて雨になるようです。乾燥してきた空気に,ありがたいお湿りになりそうです。  みなさん,絵本『3びきのこぐまをご存知ですか。  「『三匹の子ぶた』なら知ってるけど…」  「『3びきのくま』はイギリスのお話にあるけど…」 …  以前,日本木材青壮年団体連合会から届いた資料で知りました。  お話は「3びきのこぶた」のように始まっていきます。    →こちらで読めます 絵本『3びきのこぐまNPO国産材)  本の紹介には,次のように書かれています。
  『3びきのこぐま』(えのきどまさと・文/あべ えみこ・絵)  3びきのコブタを読んだ子供から, 「木の家はオオカミがふーっと吹けば飛ばされるからイヤだ!」 といわれ,木造住宅のイメージが悪くする童話は困るっと思い,この童話が生まれました。  材料を選び,ちゃんと作っていれば,木造住宅は,台風,地震でも壊れないのです。また,この本の結末はオオカミとお友達です。  童話,アニメの中で,悪者扱いの多いオオカミも,心を入れ替えれば,仲の良いお友達になれるということを教えてくれます。  心ひろい,寛容の精神をもった子供の教育にも・・・・ぴったりの本です。
 巻末の作者のことばに,
    ご家族の皆様へ  「ブーフーウー三匹の子豚を読んだら子供から『木の家はオオカミがフ〜っと吹くと飛ばされるからイヤだ!』と言われた。ああいう木造住宅のイメージを悪くする童話は困る」  知人のそんな一言で,この絵本は生まれました。−<略>−  “木造住宅のよさを伝えたい!”の気持ちが生み出した絵本でした。
とありました。  作者や配付をしている方々の気持ちはよく分かります。  でも,改変された“似ている話”が,どこまで許容されるのか,また,この話で“木造住宅のよさ”が誤って伝わらないか,疑問と不安をもったのも確かです。  みなさんは,どのように感じましたか。  この絵本に込めた“願い”や“ねらい”をまっすぐに受け止めたいと思いますが,こちらの技量不足のようで…。 【関連】   ◇日本木材青壮年団体連合会   ◇森を育てる国産材マークのNPO国産材