集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

「起業家を使い捨て?」 「開発18か条」

花0131。 日中,青空で日差しがあり,風も穏やかで,“暖かく”感じられる日でした。  明日からの予報が“外れる”ことを願っていますが,どうなるでしょう。  明日から2月がやってきます。  東洋経済オンラインに,木下 斉氏(まちビジネス事業家)の『地方は若者の「起業家」を使い捨てにしている」(地方創生のリアル)の原稿が載っていました。  「地方」「起業家」に関心をもって読みました。
○しかし、その多くが若者たちを事実上「使い捨て」にしてきています。地元出身の若者たちが地元を離れていくのは、このように、若者たちに「平気で不利な条件を強いる構造」が一因であることを忘れてはいけません。 ○「地元のため、新しくやってくる起業家のため」を考えるのであれば、早期に事業で自立できるよう、地元調整などは誘致した地元の自治体や各種団体の側が、率先して行わなくてはならないのが当然です。 ○外部の起業家に目を向ける前に、実は地元起業家を正当に評価することこそが、スタート地点なのです。 ○しかし、地元の意思決定者たちが「本質的な変化」と向き合う覚悟をもたなければ、一過性の予算消化によって若者が使い捨てになるだけで、地域の衰退傾向も変わらないでしょう。
 当地は,大丈夫かな。  “起業家”からの連想で,SONYの精神を思いました。  設立趣意書で,「真面目ナル技術者ノ技能ヲ最高度ニ発揮セシムベキ 自由豁達ニシテ愉快ナル理想工場ノ建設」と記していたように,”技術者によるモノづくり”を大切にしてきた企業です。  今もソニーで言われているのかを確認していませんが,以前「ソニーの開発18か条」を教えていただきました。
    ソニー開発18か条第1条:客の欲しがっているものではなく客のためになるものをつくれ 第2条:客の目線ではなく自分の目線でモノをつくれ 第3条:サイズやコストは可能性で決めるな。必要性・必然性で決めろ 第4条:市場は成熟しているかもしれないが商品は成熟などしていない 第5条:できない理由はできることの証拠だ。できない理由を解決すればよい 第6条:よいものを安く、より新しいものを早く 第7条:商品の弱点を解決すると新しい市場が生まれ、利点を改良すると今ある市場が広がる 第8条:絞った知恵の量だけ付加価値が得られる 第9条:企画の知恵に勝るコストダウンはない 第10条:後発での失敗は再起不能と思え 第11条:ものが売れないのは高いか悪いのかのどちらかだ 第12条:新しい種(商品)は育つ畑に蒔け 第13条:他社の動きを気にし始めるのは負けの始まりだ 第14条:可能と困難は可能のうち 第15条:無謀はいけないが多少の無理はさせろ、無理を通せば、発想が変わる 第16条:新しい技術は、必ず次の技術によって置き換わる宿命を持っている。それをまた自分の手でやってこそ技術屋冥利に尽きる。自分がやらなければ他社がやるだけのこと。商品のコストもまったく同じ 第17条:市場は調査するものではなく創造するものだ。世界初の商品を出すのに、調査のしようがないし、調査してもあてにならない 第18条:不幸にして意気地のない上司についたときは新しいアイデアは上司に黙って、まず、ものをつくれ
 いかがですか。 【関連】   ◇地方は若者の「起業家」を使い捨てにしている東洋経済オンライン)