最近“そろばん”を使いましたか?
今朝,「あれっ?」と感じたことがありました。
いつものように起き,着替えをしました。そのとき,窓から見える“街路灯が点いて”いました。昨日までは“消えていた”ように思います。
昨日,今日と朝から晴れており,“同じ天候”でした。消える・点くの違いは,日の出時間の違いなのでしょう。
“季節の変化”を感じた朝でした。
毎週水曜日,つくで交流館で親子そろばん教室が行われています。
参加する幼児,園児,児童が,真剣に取り組んでいました。
そのようすを見ながら,以前に読んだ資料を思い出しました。
小学生に向けて作成された『たのしいそろばん』で,全国珠算教育団体連合会が編集したものだったと記憶しています。
そろばんを使って,“子供の学びを伸ばそう”とするテキストとしての冊子でした。
最初に,そろばんの“よさ”を伝えるように,
そろばんの特性と教育的効果 1 そろばんは「読み書きそろばん」と言われるように,人間形成に不可欠な基礎・基本(集中力・気力・競争力・忍耐力)をはぐくみ,生活能力を高める。 2 自己の体,感覚,知能を使って問題処理能力を養い,機械文明の現代社会において特異な教具である。 3 そろばん練習を通じて身につくあんざん能力は,教育や社会において大きな力と自信になる。 4 読み,書き,そろばん,コンピュータ,ICT教育の実践。が記してありました。 「そろばんを習う」という子供や家庭は,こうした効果・成果を期待し,願っているのだと思います。 みなさんは,いかがですか。 別の資料では,「そろばんの効果」として,
○イメージ脳である右脳の開発 右脳は「イメージ脳」とも呼ばれ,立体感覚や創造性、芸術感覚などをイメージに関する機能を司ります。珠算式の暗算は,頭の中でそろばんをイメージして珠をはじいて計算をします。そのため,そろばんは,イメージに関する機能を司る右脳の活性化に有効であると言われています。 ○記憶力の強化 珠算式暗算を習得し右脳を鍛えることの副次的効果の一つとして「記憶力の強化」が挙げられます。 左脳による記憶が文字による記憶のため大量の情報を記憶できないのに対し,右脳による記憶は,イメージによる記憶のため左脳記憶よりも多くの情報を記憶することが出来ると一般的に言われています。 ○集中力の強化 そろばんを習うと,集中力がアップするといわれています。 そろばんでは,制限時間内に大量の計算を行う必要があり,おのずと集中力が高まります。特に珠算式暗算においては,そろばんを頭にイメージをして行う必要があり,高い集中力が求められます。 ○計算力の強化 そろばんを習得すると,計算スピードも正答率もアップします。このような効果・成果の期待できるそろばんです。おおいに利用したいですね。 でも,最近,そろばんを使っている姿を見ていません。そもそも,そろばんが身近にありません。 みなさん,最近そろばんを使いましたか。