『やってるつもりのチーム学校』(片山紀子・編著/森口光輔・著)
今日も青空が綺麗な一日でした。
朝は7度で,日中と10度以上の気温差がありました。陽が落ちてからの“寒さ”が一段と厳しく感じます。
明日は雨が降るようです。雨が上がると寒気が増しそうです。
冬の備えを。
開かれた学校,地域との協働…,教育活動が広がるにつれ,それを進めていくことに“大変さ”を感じることが,学校にも地域にもあります。
数年前,文部科学省から「チーム学校」が提唱され,各地で取り組みが始まりました。
その“チーム学校”を意識して『やってるつもりのチーム学校―協働が苦手な先生たちも動き出す校内連携のヒント』(学事出版・刊)を手にしました。
この本の“チーム学校”は,気になっているものとは違っていました。
学校内で,教職員が“一つになって活動していく”ことを目指す内容でした。“組織論”の一つでしょう。
各項目は,短くまとめられており,分かりやすい内容で,誰にも読みやすくなっています。
教職員に向けた内容ですが,会社や事業所で“ミドルリーダー”と呼ばれる年代の方々には,参考になると思います。
また,“次代を担う若手”も読んでほしいと思いました。
先生,今を振り返り,これからの行動を考えるきっかけになる一冊だと思います。
先生,読んでみませんか。
読書メモから。
○相談に来ない。若い先生に聞いてみました。 「聞くほどではない,できていると思っていた」 →現状把握ができずにいる 「いろいろと忙しかった」 →余裕がない,後回し。 「あの先生とかかわり合うのが苦手」 →人間関係に難あり。 「的外れの意見が多い」「すぐ怒る」 →アドバイスの幅や方法が狭く,若手のニーズに合っていない。 … ○(校内が)チーム化が図られていると,まず時間が有効に使えます。例えば…。 ○先生と一口に言っても,多様な価値観を備えた個人の集合体です。…しかし実は,反目し合うからこそ,葛藤が大きいからこそ,視点の異なる見方ができるのです。 ○学校がうまく回っている時と危機に陥っている時では,リーダーシップの発揮の仕方を変える必要があります。 ○教示型リーダーシップ(メンバー集団の成熟度が低い場合) 説得型リーダーシップ(メンバー集団の成熟度が高くなってきた場合) 参加型リーダーシップ(メンバー集団の成熟度がさらに高くなってきた場合) 委任型リーダーシップ(メンバー集団が自立してきた場合)
目次 第1章 チームプレイが苦手な先生たち 第2章 チーム化がより一層求められる時代に突入 第3章 チーム化をすすめる前に 第4章 チーム化へ 10の極意 第5章 チームを動かすための戦術 第6章 チームをレベルアップさせるための戦術 第7章 心をほぐし、つなぐための戦術 第8章 実践例「話し合い活動」に取り組んだ学校【参考】 ◇チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について(答申)(中教審第185号)(文部科学省)