集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

数学の授業で考えました。

附中1003。 朝,霧のような小雨(霧雨)が舞っていました。  草に,この小雨がついて一回り大きなって,その雨粒(?)が輝いて見えました。とても綺麗でした。  雨は午後には上がり,日差しが出てきました。蒸し暑い午後でした。  今日,愛知教育大学附属岡崎中学校第47回生活教育研究協議会があり,参観しました。  研究主題を『創造性を育む −新しい見方で捉え、よりよい考えを生み出す子ども−』として,全体発表,教科別事前説明,公開授業,Lifework交流,教科別協議会がありました。  主題の創造性について,
 私たちは創造性を,「よりよい考えを生み出そうとする資質」と捉えています。  これから先,社会は劇的に変化することが予想されています。第4次産業革命による人工知能の製造業への導入や,IoTによるインターネットとモノの新しい結びつきは世界中に広がり始めています。  社会がいかに変わろうとも,私たちが目の前の子どもに願うことは変わりません。それは,社会を創り出す主体となって生きることです。
と説明を始めていました。  そして,独創性を育むための力として,今年度は「差異を把握する力」に注目(?)して研究・実践が進めています。  「差異を把握する力」は,
 子どもは、追究を進める中で自分の考えを構築します。子どもが、自分と仲間の考えの相違点を明確に把握することは、対象を新しい見方で捉えることにつながります。これまでの自分の考えと仲間の考えを照らし合わせ、考えの差異を把握した子どもは、自分の考えを再構築していきます。こうして、子どもは、学級全員の考えを大切にし、互いの考えに耳を傾けるようになります。
と説明されていました。  全体発表のあとは,数学科の説明,授業,協議会と,「数学」を考えました。
公開授業 3年 データで切り開く未来(傾向の読み取り)      1年 規則で予測(関数1) 協議会 数量関係や図形の性質を根拠にした論理的な思考で未来を予測する
 授業は,興味ある“目標”に向けて,生徒一人一人が追究していることをさらに深めようと“意見を交流”していました。  その姿に,とても感心しました。  協議会では,「授業は…」「数学として…」と,京都や島根から参加された先生の発言もあり,協議が続きました。  会場で会った方とも,いろいろな話ができました。  数学の授業で,数学を考えた一日でした。  ありがとうございました。 【関連】   ◇愛知教育大学附属岡崎中学校