集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

農業の未来(あす)。あれから…。

ススキ0911。 朝,急に激しい雨が降りました。すぐに上がり,陽が射しました。ところが,日中も急に強い雨が短時間降ることがありました。

 不安定な天候の一日でした。

 そんな中でも,新しくなった作手小学校の運動場は,雨が上がりさえすれば,すぐに使えます。今日も,雨が上がったらすぐに練習を再開していました。

 運動場の整備技術が,格段に向上しているようです。

 凄いです。

 今日,農業に携わっている若者と話をしました。

 自分の関わる作物についての「作手地区の歴史」「今の現状」「作物の味」「これから」を,講座で話したことを教えていただきました。

 “情熱”と言ってしまえば,それだけでしょうが,地域の特色を生かした産業(農業)や暮らしについて,その思いを聞くことができました。

 講座で聞いた人には伝わったでしょうが,もっと多くの人に聞いてほしいと思います。

 提案しました。「動画に残してネットに上げよう。」と。

 お手伝いします。

 「地域の元気は,一人の思いと発信から。

 多くの人に伝える術を考えます。

 今日は9月11日です。

 あの日から「17年」「16年」「6年6か月」となる日です。“特別”な日と捉えたい一日です。

 雑誌を読んでいて,災害への対応について「正常性バイアス」「集団同調性バイアス」「同化性バイアス」「凍りつき現象」「楽観的無防備」「ベテランズ・バイアス」といった心理により,適切に対応できるとは限らないという記事がありました。

 それぞれ“心当たり”がある話です。

 “節目の日”に,これからくる災害への対応・備えについて考えたいと思います。

 節目の日に,詩人 和合亮一氏の連詩を。

福島に生きる 福島を生きる

生きゆく福島 生きている福島

福島に生きる 福島を生きる

生きゆく福島 生きている福島

自分の言葉で伝えよう ありのままを伝えよう

偽りのない 今の福島を伝えよう

それでも私は生きていると そしてあなたに祈っていると

この声も涙も届かぬけれど

冷たい風に凍える中で あなたが凍えていませんようにと

自分の言葉で伝えよう ありのままを伝えよう

偽りのない、今の福島を伝えよう

3.11は何を持っていった? 私のかけがえのないものを

3.11は何を持っていった? 命を,財産を

3.11は何を持っていった? 変わったものと,変わらないものとを

そして 人の愛を

顔をむき出したのは 海の顔 大地の顔 人間の顔

人は違う 一人一人違う

同じ一人の中にも 別の一人がいる いろんな顔がある

いろんな顔 いろんな人々 私はどう生きよう 私には私の道がある

私たちには私たちの道がある

聞こえるか! 地鳴りが 悲鳴が 叫び声が すすり泣きが

見えるか! 明日が 子が 孫が 己の手が 足元が

見えるか! 父よ! 母よ!

これは罰ですか それとも愛なのでしょうか

人が泣き 海が鳴き 大地がうめき

生き物がみな途方にくれ ただただ空を見上げます

太陽は輝き,雲は流れ,夜になれば星や月が,暗闇を照らす

ただただ,変わらない空を見上げます

近くの意識が 心にささやく

「もうだめだよ。希望はこないよ」だめだ,だめだ,

耳を貸してやるもんか あの人もこの人も まだ明日を捨ててない

空を見上げる 星を見上げる 花を見上げる 見上げるのは本当に

涙がこぼれない様にするためなのかもしれません

待っている人がいるから 会って励ましたい人がいるから

あの人,あの人,あの人,あの人・・・

ここまで知らずに紡いできた,つなぎ合う,その手の先の

あの人

どこに向かう 見えないけれど

一緒に探そう 手をつないで 笑える明日を

確かなものが消えそうだった 小さなぬくもりが教える

ここに在る事を 確かに ここに 存在していると

かすかに叫ぶ アタシハココヨ

私は今日を生きる 今日の次は,明日・・・

明日の次は、明後日・・・

そうやってずっとやってきたの ずっとそうやってきたの

涙 雨

外は雨 でも 一歩 踏み出す 何が出来るの? 何がしたいの?

骨が折れた傘をさし つぶれたパンをかじりながら 走り出す!

雨の中 走り抜ける! 絶対にある!

明日の一歩を踏みしめる場所

心の時計が動き出す もう止まらない 止められない

涙 雨の向こうに福島が見えた

幸せって何 道徳って何 震災って何 言葉って何 愛って何 世の中って何

友人って何 津波って何 ライフラインって何 政治って何 日本って何 歌って何

詩って何 心って何 福島って何

私たちはまだ子供 でも何もできないわけじゃない 手と手を取り合い

さあはばたこう 背中の翼で どこまでも、どこまでも

未来の私の姿とは? ああかもしれない こうかもしれない

でも絶対に代わらな いことは 「これが私」ということ

日本て どうなるのだろう 日本はみんな 福島になるのか

日本は福島なのか 福島が日本なのか

ちがう ぼくらの「フクシマ」は! 「福島」なのだ

命よ

命を信じる命よ 命を守る命よ 命に語る命よ 命を愛する命よ

命を支える命よ 命を思う命よ

福島 福島 福島 福島

福島 福島 福島 福島

福島 福島 福島 福島

福島 福島 福島 福島

それでも私は生きていると そしてあなたに祈っていると

この声も涙も届かぬけれど

冷たい風に凍える中で あなたが凍えていませんようにと

自分の言葉で伝えよう ありのままを伝えよう 偽りのない 今の福島を伝えよう

私は今日を生きる 明日の一歩を踏みしめる

私には私の道がある 私たちには私たちの道がある

自分の言葉がある ありのままがある

偽りのない 福島よ 福島であれ

福島よ 福島であれ

生きている福島 いきてゆく福島

福島を生きよ 福島を生きよ

 よき一日でありますように