集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

『AIが同僚』(日経トップリーダー/日経ビッグデータ・編)

花0706。 今日の当地は,青空の広がったよい天気でした。気温も上がり暑い日になりました。  ニュースでは大雨の話題がたくさん流れてきます。  昨日から「大雨特別警報」が継続していた福岡県と大分県では,その大雨による大きな被害が出ています。警報が解除されても,まだ大雨は続くようです。  極端な豪雨,大水,暴風…,勘弁してほしい。  穏やかな生活ができるような天候を!  夕食に,初物のナスがありました。  夏の日差しを受け,大地の力を受け,立派に育っていました。  自然の恵みに感謝!  AI(人工知能)というと,将棋や囲碁,チェスの勝負が話題になります。  将棋の藤井四段の連勝を伝えるマスコミも,「AIの予想手」を取り上げていました。また,以前紹介した『電王』(高嶋哲夫・著)は,名人に挑むAI研究者の話でした。  しかし,AIは「これからの…」というものではなく,すでに身近な生活のなかに入っています。サービスセンターへの問い合わせでは,AIが“最適回答”を出して,皆が“快適”になっているようです。  『AIが同僚』(日経BP社・刊)は,これからのAIの“働き方”が述べられています。
 AIが定型的な業務のかなりを代替えするようになり,職人的ベテラン社員や一般社員,管理職層は,より創造的な仕事や業務に移っていくだろう。そのとき,経営者だけが変わらず管理・総括的な仕事にとどまることはできない。  そこで,重要になるのは人々に将来への希望を抱かせ,面白そうという関心をもたせるような目標や方向性を示すことだ。
 「AIに仕事が奪われる」と心配するのではなく,AIを業務で活用することで生産性を上げたり,創造的な仕事を増やし,競争力を引き上げることができると述べています。  事例を紹介し,AIをうまく活用し,人間が能力を存分に発揮できる未来の“新しい働き方”を提案しています。  出版社のセールストークですが,現場から経営まで,すべての“ビジネスパーソン”に,「近未来の常識」として備えるべき知識の詰まった一冊です。  “AIが同僚となる”と言われる2020年に向け,あなたの職場・業界の準備はよいですか。
   目次 はじめに  ・経営者はビジョンと理念が重要に Part1 なぜ、今AIなのか  ・協業を楽しむ遊びごころが成功の秘訣  ほか Part2 職場でのAI実用化、今と未来  ・この2〜3年でAIを実用化する企業が急増  ・社内業務では,英語同様の必須スキルに  ・「ワトソン」が社員をサポート 人事や法務の問い合わせに自動回答  ほか Part3 AIの進化と専門家  ・AIやロボットによる価値観の転換  ・人に求められるのは文脈作り  ・「東ロボくん」で分かったAIが得意なこと,人間にしかできないこと  ほか おわりに
【今日の小咄】  友人に結婚式の招待状を出した。  返事には,欠席に○がついており,添え書きに「残念ながら今回は出席できませんが,次の機会には必ず出席します」とあった。