集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

「習いごと」の続き(1984年)

蛙0616。 今日も晴れました。  晴れて嬉しいのですが,梅雨の時期に“雨が降らない”ことに,この先が心配になります。  “雨の日”は,いつかな。  先日の記事で「1984(昭和59)年,1年生の「習いごと」」を話題にしたことを紹介しました。  それに続けて,10日後(1984/06/06)に次の話をしました。
 先週は,それぞれのお考えをお寄せいただきありがとうございました。いろいろと考えさせられる内容のものがありました。  まず,実際に,1年生の子が習っているものは,お便りの中では,   ・習字 ・造形教室 ・剣舞 ・水泳 ・ピアノ ・少林寺 というところでした。一人では,二つに通っている子はいましたが,三つ以上にいっている子はいませんでした。  今は,子供の体をつくる時ではないか,とおっしゃる方がいました。 「外で友達と精一杯遊んだりして,元気で健康で明るい子に育ってほしい。」 「アスレチックの網にぶら下がり,のびのび遊んでいるのを見て,びっくりしました。今までに見たことのないものでした。習いごともいいですが,まず体力がなければ何もできないと,思います。」  習いごとにいっている子は,喜んでいっている子が多いようです。 「合格の印をいただいて,喜んで帰ってきます。」 「ピアノは一回も休まず,喜んでいっています。強制しないで始めたのが良かったと,思っています。」 「幼稚園の時,外に遊びに出ないので,夏休みに5日間の集中練習(プール)に行って,もっと行きたいというので,決めました。」 **つづきは,あす**  今日,明日のまとめを読まれて,ご感想,ご意見は,ご遠慮なくお寄せください。
 このように書きました。  ここでも,続きは明日以降に紹介します。  ちなみに,この記事を書いた6月6日は,「6歳の6月6日に習い事を始めると上達する」という言い伝えがあります。  これは,世阿弥の「風姿花伝」に由来するものといわれます。能の稽古は「七歳をもて初めとす」といい,数え7歳(満6歳)くらいになれば,自然なそぶりのなかに風情が出る。したいようにさせて,良い,悪いと教えるべきではない。あまり厳しく叱ればやる気を失う。と説いているそうです。  最近の“中学生の活躍”は,もっと小さな頃から始めているようですが,“やる気”になって取り組んだ人が結果を出しているようです。