集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

子供になって

花0509。 天気予報は「曇りのち雨」,傘をもって出かけました。  日中の移動や活動をしているうちは,雨は降りませんでした。  雨が降らずに助かりましたが,田畑の作業をしている人は,このところまとまった雨がなく“適度な雨がほしい”と思ってみえるかもしれません。  連休中に蒔いた「奇跡のひまわり」の種も,畑が乾燥したままで「早く雨を!」と言っているかもしれません。  今夜の雨は,どうかな…。  大学生と「計算問題の“間違い”と“子供の考え”」について考えました。  まず,問題を解きました。問題は「9+5」から始まって,ひき算,筆算,かけ算,わり算,小数の計算,分数の計算など8つです。  すぐに答えが出て,全問正解です。  この後,子供が間違えて答えそうな「誤答」を考えました。  「9+5」では,13や15といった“計算ミス”による誤答がすぐ出てきました。  まだありそうです。  指を使って計算して○○が…  繰り上がった数を○○して…  子供なりに“筋道だった計算”をして「間違える」のです。
○ 誤答を考えるときに,最初はまったく思い浮かばなかったが,小学生の気持ちになって考えてみたら,どこにつまずいて,どんな間違いをするのかが少しわかった。 ○ 小学生が間違えそうな答えを考えるのは意外と難しいと思った。9+5なんて計算ミス以外に考えられなかった。
 「答えは,6 です。」の考えには,思わず「お〜」の声が上がっていました。  子供達は,学習したことを「正しく身に着け」「正しく使える」ようになっていきます。そうなるよう学校の授業があります。  しかし,初めてのこと,学びの浅いときには,“自分なりの正しさ”で取り組んでいきます。それは“学びの過程”であり,見える事柄の「○」「×」で判断されては「正しく使える」ようにはなっていきません。  小学校の先生は,そうした“間違い”に寄り添って,子供達の成長を支えています。  教室の学びって素敵です。  「子供になって考える」ことを楽しみました