集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

『目でみることば』(おかべたかし・文/小出高士・写真)

花0507。 ゴールデンウィークの最終日,よい日でしたか。  “天気がよくなる”との予報通りに晴れてはきましたが,当地の天気は“今一つ”でした。  天気予報やニュースが,「黄砂が広範囲に飛来し…」と注意を呼びかけていました。当地でも,遠くの山が霞んで見えました。黄砂がやってきていたようです。  霞んで見えるのも風流(?)ですが,健康被害があるほどにはいりません。明日は…。  書架にあって,手にとって,ページをめくって…,気になる本です。  『目でみることば』(東京書籍・刊)  シリーズになっているようで,他に「」「有頂天」とありました。そして『似ていること』という同じ構成の本もありました。  本書では,40の言葉を取り上げ,簡単に意味を述べ,その言葉を語り,その言葉を写真で伝えています。  「確かに」「なるほど」と納得し,「そうきたか」と驚いたりして,言葉を楽しめました。  本書の言葉は,ほぼ承知していましたが,「阿漕」は驚きでした。  そこには,「阿漕は静かな駅でした」と書かれていました。  「阿漕(あこぎ)」が,三重県津市の地名であること,そこに発祥があったことを,初めて知りました。  また,コラムに「撮りたくても撮れなかった」として,二つの言葉が上がっていました。
目白押し 瀬戸際
です。  「メジロの姿」「これぞ瀬戸際」の絵(写真)が撮れなかったので,収録できなかったと言います。そして,読者に「いい絵(写真)が撮れるところがあれば,教えて。」と呼びかけていました。  「目白押し」については,「有頂天」のコラムで,写真家 大東隆一氏の写真が紹介され,それについて述べていました。  言葉と写真,タイトル通りの本でした。  言葉を選んで,ぺらぺらめくっていくだけでも楽しめる一冊でした。
  もくじ はじめに Part1 あ行 Part2 か行 さ行 Part3 た行 は行 ま行 ら行