『古代エジプトうんちく図鑑』(芝崎みゆき・画・文)
天気予報が「曇りのち雨」と伝えていましたが,朝は青空で日が差していました。
天気のよいのを喜びましたが,すぐに雲が広がってきました。しかも,ぽつぽつと雨が降ってきました。
その雨は短時間ですみ,曇りの一日でした。
ゴールデンウィークには,“いつもはできないこと”を楽しまれた方がたくさんいると思います。お勤めの方の中には,1日,2日に休みを取って“長期休暇”にしているかもしれません。
みなさんのゴールデンウィークは,いかがお過ごしですか。
あと1日,素敵な一日に。
身近では,連休に「エジプトへ行った」という話を聞きませんが,“古代エジプト”に思いをはせて,観光を楽しまれた方もみえるでしょう。
その古代エジプトを紹介する『古代エジプトうんちく図鑑』(バジリコ・刊)です。
表紙は,遺跡の壁画のようですが,メガネをかけた男性が栞をはさんだ本を手にしています。
変わった雰囲気を漂わせます。
そして,本を開いていくと,「なんと!!」。
すべて“手書き”で,「びっくり!!」。
活字は,タイトル横の著者名,本書の推薦文,奥付のクレジットと3か所(著者名があと1か所),そしてページです。
この本の推薦の言葉を,近藤二郎氏(早稲田大学文学部教授・エジプト学研究所所長)が寄せています。
ピラミッドや王家の谷などで知られる古代エジプト文明は,日本人にとって非常に魅力的であるが,その背景は極めて難解で複雑なものだ。 本書は,潜在的に古代エジプトに興味を持つ人たちを振り向かせるには十分すぎる内容であり,イラストの説明もわかりやすい。一人の女性が独学で,古代エジプトの歴史と文化をここまで描けたのは驚きだ。それぞれの項目が詳しく分かりやすく書かれています。それが“独学”からとは驚きです。そして見習いたい“学び”です。 芝崎氏は「はじめに」で,
今さらいうことじゃありませんが,古代エジプトって奥が深くてとっても面白いですよ。 これ一冊読んで,わかった風な口をどんどん利いてください。と勧めています。 あなたも「古代エジプトのこと知ってるよ」と語りたくなるでしょう。いかがですか。 目次を写真で紹介します。もちろん手書きです。