昭和の『先生のいろは』 1
「寒くて暖かい日」でした。
朝は冷えていましたが,日中は気温が上がりました。当地でも,自動車の外気温計が15度を示していました。
庭の福寿草は,朝と夕方で“表情”が違っていました。朝のようす(写真)と夕方は違っていました。明日には開花するかもしれません。
このまま“春”へまっしぐら…。
手元に『先生のいろは』という冊子があります。
愛知・東三河地区で“指導的立場”にあった方が,1977(昭和52)年に配付された資料をまとめたものです。
2004(平成12)年に,ある地区で,この資料を改めて印刷配付しました。そのときの冊子です。
“時代が違う”とは思いましたが,2005年に当時のブログで紹介しました。
年度末の今,改めて“今の先生方”にお伝えしたいと思います。“時代が違う”とは思いますが,何か参考になることがあれば幸いです。
「先生のいろは」 その1 1 校門を入って (1) 校門の近くに,学校によってはいろいろの物がある。例えば ア 校庭の通り抜けおことわりします。 校庭へ自動車を乗り入れないでください。 等の掲示板。 イ 本日はおいそがしい中をご苦労様ですと前言して,その日の行事名,開始時刻,会場などを記してある掲示。(玄関の近くにある学校もあります。) ウ 校舎の平面図 (玄関の近くにある学校もあります。) エ 校庭の使用規定 等 (2) 校庭から見える大時計(正しい時刻にしてほしいですね。) 校庭から見て,教室名,室名がわかるようにしてある学校もある。 (3) 先生方の自動車が見える。普通位にはきれいに掃除しておいてほしいですね。また,中をのぞかれてみっともないことがないようにね。 (4) 子供達に会った時,あいさつがほしいですね。わざわざ外来者の前へ来て姿勢を正しくして「礼」をされるのには,ちょっと面くらうが,自然な姿勢で軽くえしゃくされる位がいいし,「こんにちは」と言葉をかけられると感じがいいですね。これは室内でも同じことが言えるわけですが。学校へ来る人はどんな人でも,こども達に全然無関係な人はいないはずですから。 常日頃の指導が必要ですが,先生方があいさつされる学校は,子供達もよくあいさつ出来るものですね。まず,「敷地内(学校)へ足を踏み入れて」目にしたこと,目についたことが記されています。 みなさんの学校,お子さんの通っている学校は,校門に入って“何”が見えますか。 そして,それで“十分”ですか。 次回は,「2 玄関や子供の昇降口に立って」を紹介します。 【今日の小咄】 中学生のとき,家庭科のテストで「青菜をゆでるときに塩を入れるのは何のためか。」という問題が出た。 友人は「悪霊を取り払うため。」と答えた。 「お清めの塩」を思い浮かべたと言う。