『クマのプー 世界一のクマのお話』(A.A.ミルン・原案)
天気のよい,晴れた日でした。けれど,冷たい風が吹いて,寒さを感じる一日でした。
「インフルエンザにかかって…」と,予定が変わるかもしれないと知らせがありました。流行が続いています。周囲で罹患者が減っている方も,気を緩めずに「うがい・手洗い・顔洗い」の励行で,予防に努めましょう。
お気をつけください。
昨年10月14日,『くまのプーさん』が90周年を迎えました。それに合わせて,さまざまな催しが開かれました。
その一つ,クマのプー生誕90周年記念の絵本『The Best Bear in All the World』が発刊されており,その邦訳『クマのプー 世界一のクマのお話』(KADOKAWA・刊)です。この絵本のお話は“公式続編”です。
1926年に発表された『クマのプーさん』(Winnie-the-Pooh)は,世界中で何世代もの親子に愛されて,日本の子供達も知っているお話です。
本書は,“プーを愛する”4人の児童文学作家が,春夏秋冬の物語を1篇ずつ書き下ろしています。親子で楽しめるよう,文章にはすべてルビ(ふりがな)がついています。
書籍説明が,
本書の春夏秋冬の四つの章の中で、いつも一生懸命なクマのプーは、川や雪を見て、大冒険をくり広げます。でも、どこか間の抜けた勘違いをして落ち込むことも。しかし、どんな時も、最後にはかならずクリストファー・ロビンがやってきて、プーのことを抱きしめてくれます。 プーの世界を愛する子どもたちと、かつて子どもだった大人たちに向けて、世界同時発売で本書を刊行いたします。E.H.シェパードの画風を踏襲した、温かみとウィットにあふれる130点以上の描き下ろし挿画が、本文を彩ります。絵本としても、読み物としても、画集としても、お手元にいつまでも置いておきたくなる一冊です。と薦めているとおり,100エーカーの森の世界の物語を楽しめます。 子育て中のお父さん,お母さんが抱く“なんでこの子は”に,プーはもちろんコブタやラビットなど登場する“一人一人”の言動が“なるほど”を見せてくれるような気がします。 プーさんの四季のできごとを,プーさんと一緒にゆったりと楽しみませんか。
もくじ 秋の章 プーとコブタが,ドラゴンの襲来にそなえます (ポール・ブライト 作) 冬の章 100エーカーの森に,ペンギンがあらわれます (ブライアン・シブリー 作) 春の章 〈べつのロバ〉が,イーヨーのアザミをねらいます (ジーン・ウィリス 作) 夏の章 プーがナイル川のソースを夢見て,旅にでます (ケイト・ソーンダズ 作) おわりに【参考】 ◇『クマのプーさん』(岩波少年文庫 008) ◇くまのプーさん(ディズニー Disney.jp)