『自分を操る超集中力』(DaiGo・著)
厳しい寒さが一段落して,“暖かい日”になりました。
しかし,暖かいとはいえ“冬の気温”で,日陰などに残った雪は解けていません。“春の雨”が降るまでは消えずに残りそうです。
週末にかけて再び雪が降るかもしてないと予報されていますが,“大雪”でないことを願います。
DaiGo氏は言います。「集中力は持って生まれた才能ではありません。あなたの集中力はトレーニングによって,さらに強化することができるのです。」と。
集中力についてDaiGo氏が述べた『自分を操る超集中力』(かんき出版・刊)を読みました。
ルール,エンジン,法,術 で集中力を強化していくことを述べていきます。
章や項目に,「やってみよう」の項があったり,最後に「まとめ」でポイントを示し,“操ろう”るように分かりやすく伝えています。
また,文章の強調して伝えたいところに“青色でマーカー”がされています。その訳は,読み進めるなかで分かります。
「確かに…」かも。
DaiGoの仕事机の上には,“開きっぱなしのノートと本,ペン”が,片付けられずに置いてあるそうです。
「仕事力=集中力×時間」と言うDaiGo氏ですから,片付ける時間がもったいないのかと思いましたが,そうではないようです。
“自分を行動しやすくする”,“集中力を奪う迷いや決断を減らす”ことのできる環境づくりなのです。
それは…。
読書メモから
・「バッチ処理」「習慣化」は,皆がよくやっている。気づかずにウィルパワーを節約している。これを“無自覚”に行えている人は,すでに「集中力」は高いと思います。 ・人は目に見えないものについて,ついつい「無限にある」と思い込んでしまいます。 ・実験のなかで,ゆっくり歩かされたグループは「○○(高齢者)」をイメージさせる単語に対する認識速度が上がるという結果もでている。「プライミング効果」で,自分を素早く動かせ。 ・集中力を起動させる7つのエンジン 場所,姿勢,食事,感情,習慣,運動,瞑想 ・机に置くだけで,集中力が高まるアイテム。それは「○○○」。 ・座り姿勢のポイント 「あごを引いて…」「お尻と腰…」「両膝を…」「足の…」 →一見,疲れそうな座り方ですが,最も合理的に全身に力が分散され,血液が阻害されず,集中力が持続する理想的な姿勢です。 ・15分に一度,立ち上がるだけで脳がクリアになる。 ・脳へのエネルギー補給を「低GI食品」と「間食」で,集中力を維持させる。 ・7本のハンガーが,集中力をつくり出す。 ・仕事のプロフェッショナルは,彼らの脳が特別だからではなく,“普通の人”と,集中力を使う対象が異なるだけ。 ・睡眠の質は22時から夜中2時の間に深い眠りに落ちているかどうかで決まる。 ・15分のパワーナップは,3時間の睡眠に匹敵する。パワーナップは…。 ・集中力を自動でつくり出す5つの時間術 「超早起き」「ポモロード・テクニック」「ウルトラディアンリズム」「アイビー・リー・メソッド」「スケジュールに余白をつくる」 ・朝,行なうべき7つの行動 「早起きして…」「グリーンエクササイズ…」「○○の上がる…」「毎日…○○を書き留める」「毎日…自分に問う」「その日の…」「短時間の…」読みながら思った,こんなこともメモにありました。
どちらが親切? 「締め切りは月曜日」「締め切りは金曜日」月曜日と金曜日との違いも,集中力や仕事力の違いになるような気がします。 DaiGo氏に操られてみたい方,読んでみませんか。
もくじ まえがき もはや集中力は、最短・最速で身につくスキル 集中力で、1年が13カ月になる どんなに疲れていても、集中力を発揮できる人の秘密とは? 第1章 集中力を自在に操る3つのルール 集中力の高い人に共通する行動原則とは 第2章 高い集中力を生み出す7つのエンジン トップスピードで「すぐ没頭できる」自分に変わる 第3章 疲れをリセットする3つの回復法 疲れを感じている方は、ここから読み進めてください 第4章 集中力を自動でつくり出す時間術 いつもの仕事の時間を変えるだけで、パフォーマンスは上がっていく【関連】 ◇メンタリスト DaiGo