少子化? 高齢化? 世界で見れば…
天気のよい日でしたが,強い風が吹き,日差しの暖かさを飛ばされた感じでした。
それにしても,当地は“暖かい冬”が続いており,活動するのにはありがたいのですが,「自然は,これでいいの?」と思います。
心配しても何もできないのでしょうが,どうなっているんでしょうね。
先日,ニュースで「75歳から高齢者に」と,日本老年学会・日本老年医学会が発表した「高齢者の定義と区分に関する提言」を大きく取り上げていました。
病気や運動のデータを解析した結果,慢性疾患の受診率は低下し,生物学的な年齢が5〜10歳若返っていること,知能の検査でも,最も得点の高い世代が40代から50〜60代へと変化していることなどから,提言へとなったそうです。
提言では,
そして,2100年には110億人になるのではないかとも言われて世界の人口ですが,人類はどのようにして人口72億人に増えてきたのか,10万年前から現在までの人口増加がわかる世界地図シミュレーション映像(2016年)です。
日本は人口減ですが,世界は人口が増え続けています。
このままのペースでいくと…
【関連】
◇日本老年学会
65〜74歳 准高齢者 准高齢期(pre-old) 75〜89歳 高齢者 高齢期(old) 90歳〜 超高齢者 超高齢期(oldest-old, super-old)と3つに分けています。 そして,活発な社会活動が可能な人が大多数を占める70歳前後の人達の活躍が,明るく活力ある高齢化社会につながるとしています。 昨年の敬老の日に合わせて総務省統計局が発表したレポートによると,日本の65歳以上の人口は3,461万人で,総人口比27.3%でした。2014年から3年続けて総人口に占める割合が1/4を超え,過去最高となっています。 その一方,厚生労働省の発表では,2016年に生まれた日本人の子供98万1千人(見込み)で,出生数が初めて100万人を下回りました。また,10年連続で,出生数が死亡数を下回り,自然減・人口減となっています。 少子化,高齢化の進む日本社会は,“問題を抱えている”のですが,それが「暗い」かといえば,違うような気がします。 定義や区分で変わるわけではありませんが,『新しい時代・世紀に入っている』と捉えると,これまでと別のものが見えてきて,そこに「明るさ」を感じています。 みなさんは,いかがですか。 日本から世界へ目を転じると,さらに別のことが見えてきます。 ちょっと古い(2010年)ですが,National Geographics のまとめた映像です。世界の人口について,いろいろな課題が見えてきます。