追記;教育と笑いの会(12/10)
今日は,寒い朝でした。日中は青空が広がりましたが,当地は“冬の一日”でした。
「教育と笑いの会」について,昨日の記事の続き(追記)です。
第1部の「しっかり」「微妙に」「笑っていられない」教育の話に続いて,池田修氏の「笑える教育ワークショップ」でした。 池田氏は,日々「なぞかけ」を楽しんできたと言われます。その効用(?)に
第1部の「しっかり」「微妙に」「笑っていられない」教育の話に続いて,池田修氏の「笑える教育ワークショップ」でした。 池田氏は,日々「なぞかけ」を楽しんできたと言われます。その効用(?)に
○ 子供の的外れな発言を生かしやすくなる ○ 伏線張りが上手くなる ○ 説明力が向上する ○ 実践の見通しを立てやすくなるをあげていました。 「黒板」をお題に,「3分で,グループで10個を目標にしましょう。質ではなく,量を出すことを大事にしてください」と皆で“なぞかけ”をしました。 「う〜ん」 「できました。黒板と掛けて,○○と解く。」 「その心は?」 「Aでしょう。」 「なるほど!」 グループで楽しそうに“なぞかけ”が続いていきました。 みなさんは,どう解きますか。 第3部のシンポジウムは,登壇した野口氏,志水氏,池田氏,大西氏,林家花丸氏,桂雀太氏が,玉置氏の進行で,「教師修行と落語家修行の接点」について話し合いをしました。 プロの落語家が“修行の始まり”を語ることから話が始まりました。そこから教師は,授業で…とつながっていきました。 登壇者の一言一言に「なるほど」「そうなんだ」と感心し,納得しました。 メモから
○ 口さばき,トーン,声の高さ。 ○ 必要なものを言葉に付ける。余分なものを言葉から省く。 ○ 「予測」して,笑いを呼ぶリズム。 ○ 私的話法。公的話法。 ○ 笑いは目的ではない。 ○ 論理の積み重ねは,相手は伝わらない。 ○ しゃべりは,トレーニングで変わる。 ○ 教師は「さんまさん」の話術で。 ○ 間は“相手”が作っている。 ○ 声が響いているのが普通のとき,無音になると「あれっ」と顔が上がる。 ○ “師匠”になった時が“初舞台”。 ○ (学校は)“観客”が変わらない。 ○ 本気で教師になりたかった人は,どこかで“修行”をしている。 ○ 経験は,ただ積んでも力にならない。意図的に積んで整理を加えなければ力にならない。 ○ 話したいように話してもダメ。 ○ 「その“うけ方”でいいのか」と。 ○ 仕掛けた笑い。にじみ出る笑い。話の流れが分からなくても,「経験は,ただ積んでも力にならない。意図的に積んで整理を加えなければ力にならない。」との言葉は,「確かに」という場面がいろいろ思い浮かびませんか。 笑いを楽しみ,笑いに学んだ,愉しい時間でした。 昨日お会いした方から,「ブログを読んでるよ」「楽しみにしています」などと声をかけていただきました。 「職場で読んでいる人が,会ってみたいと言っている」とも言われました。本当に職場まで押しかけてしまいそうです。(勘違いしてはいけませんね。) こう言っていただけることは,とても幸せです。 ありがとうございます。 これからも,よろしくお願いします。 【関連】 ◇本日2つ目!!「10日ドテラ&『教育と笑いの会?』」(【豆ボラ】 コーディネーターblog) ◇第4回教育と笑いの会(志水 廣) ◇12/10 教育と笑いの会(岩倉市立岩倉中学校) ◇12/10 教育と笑いの会(知多市立八幡小学校) ◇12/10 教育と笑いの会(大府市立共長小学校)