詩「神の慮り(おもんぱかり)」
朝は青空が広がり,綺麗な月が浮かんでいました。
しばらくして雲が広がって,日中は曇っていました。
今日,いろいろと打合せがありました。
担当の方が丁寧に対応いただき,滞りなく進みました。
ありがとうございました。
備忘録(2012/10/04)に残していた「詩」です。
ニューヨーク州立大学病院医療センター内にあるラスク研究所のロビーに掲げられている『A Creed For Those Who has Suffered (ある病者の信条)』を,神渡良平氏が訳したもので,氏の著作や講演で紹介しています。
神の慮り(おもんぱかり) 作者不詳 神渡良平 訳 大きなことを成し遂げるために 力を与えてほしいと神に求めたのに 謙虚さを学ぶようにと、 弱さを授かった より偉大なことができるようにと、 健康をもとめたのに より良きことができるようにと、 病弱を与えられた 幸せになろうとして 富を求めたのに 賢明であるようにと 貧困を授かった 世の人々の賞讃を得ようとして 成功を求めたのに 得意にならないようにと 失敗を授かった 人生を楽しもうと たくさんのものを求めたのに むしろ人生を味わうようにと シンプルな生活を与えられた 求めたものは何一つとして与えられなかったが 願いはすべて聞き届けられていた 私はあらゆる人の中で、もっとも豊かに祝福されていたのだ原詩の作者は,イエズス会の神父 J・ロジャー・ルーシーと言われていますが,彼は詩の紹介者であって,作者は別人(不詳)であるとの説もあります。
A CREED FOR THOSE WHO HAVE SUFFERED I asked God for strength, that I might achieve I was made weak, that I might learn humbly to obey... I asked for health, that I might do greater things I was given infirmity, that I might do better things... I asked for riches, that I might be happy I was given poverty, that I might be wise... I asked for power, that I might have the praise of men I was given weakness, that I might feel the need of God... I asked for all things, that I might enjoy life I was given life, that I might enjoy all things... I got nothing that I asked for -- but everything I had hoped for Almost despite myself, my unspoken prayers were answered. I am among all men, most richly blessed!