集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

読み切れなかった2冊

料理1013。  もう少し“よい天気”になるかと思いましたが,曇り空の一日でした。  午前中,「新ホールにピアノの入れる会」の取り組みと今後について,地元の中学校と小学校へ報告とお願いに行ってきました。  学校としての“共育”の活動のなかで協力をいただき,支援をいただいています。  今日も,よいお話をうかがえました。  ありがとうございました。  その後,“教育課題”について意見交換をしました。  さまざまな課題がありますが,しっかり取り組んでいただけており,地域の教育が充実していくことが感じられました。  よろしくお願いします。  先日,図書館に『ウェブでメシを食うということ』(中川淳一郎・著/毎日新聞出版・刊)と『犬死伝 赫ける、草莽の志士』(小嵐九八郎・著/講談社・刊)を図書館に返却しました。  「面白そうな本なだ。」と思って,他の数冊と一緒にかりましたが,最後まで読み切れませんでした。  残念でした。  とはいえ,「延長して借りて読もう。」とはしませんでした。  『ウェブでメシを食うということ』は,パソコンやネットへの自身の係りと重なるもので,「そうだったな。」「そんなことがあったな。」と感じながら読みました。
「それは地獄の日々でした」  "ネット業界20年の内側"を初めて描く、読笑必至の超仕事エッセイ! !  7年前に『ウェブはバカと暇人のもの』で人気を博したネット評論家・中川 淳一郎氏が、インターネット業界の内側を初めて明かした書き下ろし仕事エッセイです。  ヤフージャパンが登場して20年となる2016年。インターネット業界はいかに発展してきたのか?ネット黎明期からSNS隆盛の現在までを、ネットニュース編集の現場で“IT小作農”として働いてきた著者の視点で綴っています。  折々のニュースも絡めながら、PVを稼げるサイト作りとページ更新に追われる日々、「オーマイニュース」との抗争、小飼 弾と「歴史的和解」など、著者の実体験も満載。津田 大介、ひろゆきらネット業界の著名人も多数登場、笑いながらすらすら読める仕事エッセイです。
 同年輩の“新しもの好き”の方,若い“ネット住民”の方,いかがですか。  『犬死伝 赫ける、草莽の志士』は,有名な志士ではありませんが,世直し(?)を期して立ち上がる若い武士が描かれます。
「倒幕」と「年貢半減」を目指す小島四郎は、尊皇派と佐幕派がしのぎを削る江戸で「青雲隊」を結成。  後に京に上って、薩摩藩の大物・西郷吉之助(のちの隆盛)と面会する。その席で頼まれたのは、江戸の攪乱。幕府の砦を乱すことで、幕軍の最後の反撃を誘い出す策だった。  四郎は江戸に戻り、相楽総三と名乗って江戸周辺で強盗・放火を繰り返す。とどめは庄内藩襲撃と江戸城放火。幕府側の反撃に遭い京へ落ち延びるが、東征隊の先鋒隊に任じられ「赤報隊」と命名する。  だが東山道を進む途中、自隊が「偽官軍」と呼ばれているとの情報が......。
 読み切れなかった2冊を,「お薦めです」とは言うのは憚れますが,興味・関心のある方には,素敵な内容だと思います。  読まれたら,感想をお聞かせください。
  『ウェブでメシを食うということ』 目次 第1章 とんちんかん時代 〜ネット黎明期のサラリーマン生活 第2章 やんちゃな人々の間で 〜インターネット業界で仕事を開始 第3章 ネットニュース編集者の日々 〜Web2.0の誘惑と落とし穴 第4章 開き直りからの逆襲 〜『ウェブはバカと暇人のもの』舞台裏 第5章 ネットで人生変わった! 〜SNS普及から現在   『犬死伝』 目次 第一章 青春への出で立ち 第二章 草莽の心へ 第三章 奥羽への旅で出会う 第四章 大乱への息吹 第五章 大嵐の前、京の蠢き 第六章 攪乱、強奪、挑発こそ新たな命──か 第七章 敗残の賦