体育の日。「べっぴん」。
今日は,国民の祝日の一つ「体育の日」でした。
国民の祝日「体育の日」は,1964年に開催されたオリンピック東京大会の輝かしい成果と感動を記念して,「国民がスポーツに親しみ,健康な心身を培う日」として制定されました。
今日のGoogleは,体育の日に合わせたロゴ(写真・上)を使っていました。
“ハッピーマンデー制度”で10月第2月曜日となっていますが,今年は“10月10日”となり「今日は東京オリンピックの開会式で…」という話がでたのではないでしょうか。
今,東京都は“豊洲問題”で紛糾していますが,2020年東京オリンピックについても“見直し”の提案もあり,「盛り上がりのある東京オリンピックになるのだろうか…」と心配になってきます。
2020年東京オリンピックは,夏に開催されます。その頃の天候が“晴天”であることを願いながらも,猛暑ではアスリートが活躍できません。
“祝日”の意味,“スポーツ”について考える休日でした。
今日,「体育の日だから運動をしよう…」というわけではありませんが,南校舎の運動場へ行きました。
運動場を使わせていただき,○○のテスト(練習?)をしました。自宅では十分できないことが,こうした広い場所で上手くいきました。
休日の学校に,先生の姿がありました。
しばらくすると,そこへ北校舎の先生がやってきて打ち合わせをしていました。
こうした先生方のおかげで,子供達が“充実した学校生活”を送ることができています。感謝
NHK連続テレビ小説は,先週から新しく「べっぴんさん」が始まり,今日から2週目になりました。
最近のNHK連続テレビ小説への人気が続き,順調な出だしのようです。
ネットニュースで「“べっぴんさん”はいかがなものか…」という記事もありました。
今では“人を評する言葉”となっていますが,番組では「別品」が充てられ,少し違っています。
この「別品の発祥」」という店が豊橋市にあります。
その店は,豊橋市の「うなぎ 丸よ」です。
店のパンフレット「うなぎのはなし」(写真・下)で,次のように説明しています。
丸よは「べっぴん」発祥の店 江戸時代,東海道吉田宿にあった割烹料理の「織清」(丸よのルーツ)が名物の鰻をPRする際に「頗別品」(すこぶるべっぴん)とだけ看板を掲げて売り出しました。 それが,全国に伝わって行く内に,鰻に限らず極上品のことを「べっぴん」と言うようになり明治の中頃には特別に美しい女性のことを「べっぴん」と言うようになりました。 丸よは「べっぴん」の語源店なのです。このことは,1894年(明治27年)発刊の雑誌『風俗画報』第72号に次のような記事があるそうです。
旧東海道の吉田駅に「織清」(丸よのルーツ)という割烹店が,江戸から鰻屋の職人を雇い,各地から大きな鰻を買い込み,焼き方や醤油の調整などことごとく江戸風に改めて,安価に売り出したところ,大変評判がよく,他方の人より地元の人がこれを食べないのは恥だと思われるほどになった。店の看板に新しい言葉を加えて皆を驚かそうと考え,店主は友人である三河国田原藩家老・画家の渡辺小華(渡辺崋山の息子)に依頼したところ,『頗別品』(すこぶるべっぴん)と三文字を書いて鰻とも何とも書かせなかった。店の看板にすると,鰻と書かなくても,見ても嗅でもわかるので,珍奇な看板が評判となって客が多く集まった。 安くて美味しいので「頗別品」の名は,広く東西各地に広がり,そして,他に類のない美味しいものをいう言葉になり,遂には“美婦人のことまで「すこぶる別品」と呼ぶ”ようになった。 名古屋辺りでは単に「別品」と言うようになり,この言葉は京都,東京へと広がり「今日にては別品と言へば鰻とは思はず,只美婦人の一名となるに至れり。」と報じられている。「別品」から生まれた言葉は,人にあてられるようになり“品”ではなく“嬪”の字が使われるようになったようです。 「丸よ」で,“別品の鰻を”味わいませんか。 【関連】 ◇東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 ◇2020東京2020.com ◇NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」 ◇NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」さん(@nhk_beppin.san)(Instagram) ◇MaruYo Web ― 愛知県豊橋市 うなぎ 丸よ